ケース面接の代表的なパターンと例題・解答【売上推計と売上拡大策①<カフェ事業分析編>】

コンサルや投資銀行の選考過程では、しばしばケース面接という独特なプロセスが実施されます。特定のお題に対して意見をまとめたり、論理的に考えて回答を導き出したりする面接です。
ケース面接にはさまざまなタイプがありますが、今回はそのなかでもオーソドックスな例の一つ「売上推計・拡大策」の事例と回答を紹介します。これからケース面接の対策をしようと考えている方は、こちらで紹介する事例や回答プロセスについて、ぜひ参考にしてください。
前提:カフェの売上推計と売上拡大策の整理
今回は、渋谷駅にあるカフェの年間売上額を推計したうえで、その売上額を1.5倍に増やす施策を考えるというものです。まず、カフェ及び渋谷駅については、次のような前提を置きます。
・渋谷駅の利用者数は1日200万人と想定
・カフェの営業時間は7時~21時(14時間営業)
・カフェの席数は50席
こちらの前提に対して、次のような問いが与えられています。
Q1:売上推計|このカフェの1年間の売上高を推計してください。
Q2:売上拡大策|このカフェの売上を1.5倍にする施策を考えてください。なお施策は複数を組み合わせてもよいです。
それでは、Q1、Q2の回答例についてみていきましょう。
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