株式会社カタリス インタビュー/”触媒として”戦略立案だけで終わらない伴走型支援。顧客の成果にこだわる新たな戦略ファーム像に迫る

株式会社カタリス インタビュー/”触媒として”戦略立案だけで終わらない伴走型支援。顧客の成果にこだわる新たな戦略ファーム像に迫る

株式会社カタリスは、外資系戦略コンサルティングファーム出身者により設立された戦略コンサルティングファームです。2024年創業から1年強で約20名の組織に成長しています。

コンサルティング業界における「高騰するフィー」と「戦略と実行の分断」という2つの課題に対応するため、価格以上の付加価値提供と一気通貫の支援を強みに展開。戦略立案だけでなく、実行支援・伴走支援を重視し、さまざまな提携企業とも連携してクライアントの事業成長を加速させています。特にPE(プライベート・エクイティ)ファンドの出資先企業のバリューアップや成長戦略、M&A支援などの領域で独自のポジショニングを確立しています。

今回は、同社の執行役員 川中拓磨様、シニアコンサルタント 坂梨龍太様、コンサルタント 伊藤大輝様に、それぞれのキャリアパスや会社のビジョン、具体的な支援実績、組織の特徴と今後の展望についてお話を伺いました。
※内容は2025年4月時点のものです。

「コンサルフィーの高騰」と「分業化」に挑む”伴走型”戦略ファーム

アクシス
御社が本格的に活動を開始したのはここ1年ほどですが、設立の背景やビジョンについてお聞かせください。

川中様
弊社は2024年1月創業で、現在は約20人の規模にまで成長しています。

設立背景には、コンサルティング業界に対する2つの大きな課題感がありました。
1つ目は、業界の拡大に伴うコンサルティングフィーの高騰です。業界の肥大化がコンサルタントの質の低下を招き、結果としてコストパフォーマンスが悪くなっているという印象を受けました。実際、過去のクライアントでもフィーが折り合わなくなるケースが生じていました。これはコンサルを「手が届かない高価なもの」にしてしまっています。

2つ目の課題は、コンサルティング業界の分業化です。特に大手ファームでは、与えられた一部分だけを担当するようになっており、戦略立案から実行まで一気通貫で支援する必要性を感じていました。私たちは現在、そういった一貫支援のプロジェクトが多く、クライアントからも高いニーズがあることを実感しています。

高嶋
実行支援には幅広い意味があるかと存じますが、具体的にどのフェーズまで携わっていらっしゃるのでしょうか。

川中様
私たちは戦略コンサルティングファームとして、戦略立案が主な役割ですが、他の大手戦略ファームと異なるのは実行フェーズまで支援する点です。ただし、実行といっても自分たちがすべてを直接手掛けるわけではありません。スタートアップならではの強みを生かし、さまざまな専門企業と提携関係を築いています。たとえばデジタルマーケティングの実行に強い企業や、GX領域でCO2排出量算定サービスを提供している企業など、各分野のプロフェッショナルと協業することで一気通貫の支援を実現しています。

大手戦略ファームが「戦略だけ立てて、実行はお任せ」という姿勢なのに対し、私たちは実行段階でもクライアントに寄り添い続けます。実行の過程で生じる新たな課題にもリアルタイムでフォローできるのが強みです。

アクシス
御社の強みや得意領域について、もう少し詳しく教えていただけますか。

川中様
当社のプロジェクトの半分以上を占めるのが、実行支援・伴走支援です。クライアント先に常駐するような形で、ほぼ社員の一員として活動するスタイルが多いですね。戦略コンサルでありながら机上に閉じず実行に「コミット」するのが私たちの特徴です。
また、大手よりも価格面での競争力があるため、長期間クライアントに関わることができ、満足度も高まるという好循環が生まれています。

具体的な案件例としては、PEファンドの出資先企業のバリューアップがあります。私たちはミッドキャップのPEファンドとの取引が多く、売り上げ規模数十億〜数百億円の企業を支援しています。そういった企業は基盤整備が十分でないケースが多く、経営基盤を整えることも私たちの重要な役割です。上場企業の子会社化であれば、親会社の基準に合わせていく必要もあります。
この領域は大手戦略ファームや総合系ファームがメインでは手掛けていない分野であり、私たちにとって独自のポジショニングとなっています。当たり前のことを当たり前にするという基盤整備の支援は、多くのクライアントから求められています。

「10年後も使えるスキル」を求めてキャリアチェンジした精鋭集団

アクシス
川中様、キャリアの概要、戦略ファームを経て御社に創業メンバーとしてご入社された経緯をお聞かせください。

川中様
最初のキャリアは鉄鋼メーカーの技術職です。私自身、実家が製造業を営んでおり、ものづくりに対する強い思い入れがありました。そのため、すべての産業の基盤となる、鉄鋼メーカーを選び、入社しました。現場に行き、ヘルメットをかぶり、ものづくりの核心部分に触れた経験は、現在のコンサルティングにも生かされています。

事業会社の現場では、毎日が刺激的で、エンジニアとして成長を感じる日々でした。一方で、大企業特有のしがらみの中で、現場のエンジニアに留まらず、企業を変革したい、経営に携わりたいと考えるようになりました。そうした経緯から、自分自身のキャリアを改めて考え、経営戦略コンサルティングにチャレンジすることにしました。結果的に志望していた戦略ファームからオファーをいただき、転職しました。

コンサル業界へ転職後は、経済産業省への出向や、戦略ファーム間での転職を経験した後、前職時代の同僚だった現在のカタリス代表の田仲から誘いを受けました。

代表からの熱い勧誘と冒頭にお話ししたコンサルティング業界に対する共通の課題感、実際に事業会社にいた時に組織を動かす面白さがあったことから、カタリスなら真の伴走支援ができると考え、入社を決めました。私自身の力で会社を大きくさせるという点も魅力の1つでした。

アクシス
執行役員としてのミッションについても、お聞かせいただけますか。

川中様
代表2人と私が執行役員として会社を運営していますが、個人的には代表とメンバーをつなぐ役割だと思っています。代表とメンバーの架け橋として、できるだけジュニアメンバーの目線に近い立場でいられるよう心がけています。

川中様

アクシス
坂梨様の経歴と転職の決め手について、お聞かせください。

坂梨様
私は新卒で総合系コンサルティングファームに入社し、最初の2年は自治体のまちづくりや将来構想策定などのパブリックセクターを担当しました。その後、IT系のカスタマーマーケティング部門に移り、CRMやマーケティングオートメーションのシステム導入の構想策定や要件定義を経験しました。

転職を考えた理由は大きく2つあります。
1つ目は、IT系のスキルは10年後に価値が目減りするかもしれないという懸念です。長期的なキャリア戦略を考えた時に、戦略やファイナンス寄りのスキルの方が将来的にも通用すると考えました。
2つ目は、カタリスがまだ設立して数カ月の段階で入社できることで、会社が大きくなる過程を間近で見られる点です。一般的に経営コンサルタントでありながら自分では経営していないというジレンマがある中で、代表と近い距離で成長過程を見られること、また少人数の会社なので自分の貢献度合いが大きいことに魅力を感じました。

坂梨様

アクシス
伊藤様のキャリアの概要と転職の決め手もお聞かせください。

伊藤様
私は監査法人の出身で、カタリスのメンバーの中では唯一コンサルティング会社以外から転職しております。前職では、主に商社様向けに、投資先企業の公正価値評価などを行っていました。

監査では会計的な話が中心ですが、ビジネスを見ていく上では会計とファイナンスの両方が大事だと感じました。監査法人では、会計は語れてもファイナンスは分からない方も多く、企業に求められる数字の見方ができていないという危機感がありました。そこに自分のできること、やりたいこととのギャップを感じたのが転職の大きな理由です。
カタリスへの入社を決めたのは、当時社員6人目、ジュニアメンバーとしては1人目として入った際に、コンサルティング会社出身ではない人間を採用すると決断した代表の姿勢に惹かれたからです。やる気があり、キャッチアップする自信もあったので、ここで頑張るのが1番良いと判断しました。

伊藤様

多様化するニーズに応える戦略コンサルティング —M&Aから新規事業まで

アクシス
最近のマーケットトレンドや手掛けている案件について教えてください。

川中様
案件は多岐にわたりますが、特に最近はM&Aに関するクライアントからの関心が高まっています。従来はPEファンドをクライアントとしてBDD(買収対象事業調査)や出資先のPMI(買収後統合)を行っていましたが、最近は事業会社からの問い合わせが増加しています。

昨今は日本でも敵対的買収が話題となっていますが、非連続的成長を目指す事業会社がM&Aに積極的になってきています。これまで大企業ではM&Aが一般的でしたが、ミドルクラスの企業でも戦略的なM&Aへの関心が高まっていると感じます。
これまでこうした企業のM&Aといえば、事業承継で関係会社から後継者がいないため頼まれて買収するようなケースが中心でした。しかし今は、戦略を持ってM&Aを進めたいという意識が生まれています。ただ、どこから手を付ければいいのか、社内に人材もいないという悩みも多く聞かれます。

そこで私たちは、M&A戦略の立案からソーシング、タッピングまで含めたサービスを提供しています。M&A仲介業者とも提携しており、DDからPMIまで一貫したサポートが可能です。クライアントは製造業から建設、ヘルスケアまで多岐にわたりますが、特に新規事業創出を目指す製造業企業が多い傾向があります。

アクシス
坂梨様が実際に担当されている案件でのミッションや役割について教えてください。

坂梨様
現在は、ディレクタークラスのサポートを受けながら、自身が主となりプロジェクトを推進しています。具体的な業務としては、スコープ定義から論点設計、仮説構築、タスク設計、資料作成、会議のファシリテーションまで、ほぼすべてを担当しています。

テーマ自体も柔らかく設定されていて、たとえば「成長戦略を考える」という形で受注し、その中で何をすべきかを含めプロジェクト内で検討していきます。施策の定義から、実行は次のフェーズになりますが、どのような施策を打つべきかまで3カ月という短期間で迅速に形にしていくのがミッションです。

現在のプロジェクトは、スピード感が特徴的です。クライアントは「メガベンチャー」と呼ばれるような企業で、良い施策があればすぐに開発チームに依頼してMVP(最小限の製品)を作り、アジャイルで開発していくような企業文化を持っています。新規事業に関しては、通常3カ月で施策立案までですが、今回は施策の実行段階にも参加できるのが特徴です。

川中様
同じような新規事業案件でも、クライアントによって全く異なる特性があります。100年企業で長らく同じ業種・業界で事業を続けてきた企業の新規事業と、坂梨が入っているようなベンチャー企業の新規事業では、スピード感も含めて求められることが違います。スピード重視の企業もあれば、社内調整を重視する企業もあり、それぞれに面白さがあります。特に長い歴史を持つ企業では社内の調整が重要になりますが、そこをいかに切り崩していくかが腕の見せ所です。

アクシス
これまでに経験された案件で挑戦されたことについて教えてください。

坂梨様
私が経験した最初の2案件はどちらもコスト構造の可視化・分析に関するものでした。
1案件目では、ディレクター以上の方からプロジェクト推進上の手ほどきを受け、メンバーとしてプロジェクトを推進しました。2案件目では幸運にも似た環境だったので、今度は自分が主体となって進めることができ、成長を実感しました。

3案件目は全く違うテーマで、「2030年に自社サービスがどうあるべきか」という抽象度の高い内容でした。経営者インタビューや市場調査を交えながら将来像を描く作業は、現在のプロジェクトにも生きています。
前職のIT領域と比べると、現在のプロジェクトは全く違います。ITシステムには一定の正解やベストプラクティスがありましたが、今取り組んでいるのは完全に答えのない領域です。難しさはありますが、やりがいも大きいと感じています。

アクシス
伊藤様の担当案件についても教えてください。

伊藤様
私がこれまで経験してきた案件は、主にDDや中期経営計画の策定支援で、特にファンド様向けのご支援が多いです。DDでは、コンサルタントとして基本的に求められるスキル、たとえば専門家へのインタビュー、市場の将来見通しの作成、対象企業のマネジメントへのヒアリングなど、基礎的な部分を一通り経験できています。

また、監査法人出身という背景から数字に対する苦手意識がないことを生かし、戦略コンサルティングの一般的なスコープよりも広い範囲でDDを行っています。単にEBITDA(償却前営業利益)がいくらといった話だけでなく、いくらで買収し、いくらで売却すればファンドにどれくらいのリターンがあるかといった具体的な支援も行っています。もともとファイナンス面に興味があったので、こうした業務ができているのはうれしいですね。

私は昨年8月に入社し、一時的に2案件を並行して担当していましたが、基本的には1案件に100%集中して取り組むことが多いです。これまでに5、6件の案件を経験しました。PEファンドへの転職を考える方も多いですが、ファンドでは1つの会社を長期間担当するのに対し、コンサルタントとして外部からさまざまな案件に携われる点は、多様な経験を通じて成長したい方にとって魅力的だと思います。

伊藤様

価格以上の付加価値提供で「コンサル未体験企業」にもコンサルの価値を広げる

アクシス
カタリスが3年後、5年後に目指す姿をお聞かせください。

川中様
私たちはコンサルティングビジネスを拡大していきたいと考えていますが、特にフィーの適正化にこだわり、コンサルティングをより幅広い企業に利用していただけるようにしたいと思っています。これまでコンサルタントに相談されたことがない企業にも、その価値を知っていただきたいという思いがあります。

また、これから入社するメンバーには、成長意欲を持ちつつも、常にクライアントを見て仕事をして欲しいと考えています。大手ファームでは、特にジュニアメンバーは社内のために仕事をしているような状況がしばしば見られます。プロジェクトリーダーやパートナーのために資料を作り、考え方の違いによる手戻りも多く、非効率な面があります。

私たちは社内のための資料作りや手戻りを最小限にし、効率的に働きながらクライアントファーストの姿勢を貫き、クライアントにとって最大の価値を提供するファームであり続けたいと思います。

コスト面でもお客さまに価格以上の価値提供をしつつ、社内においても「給与のコストパフォーマンスを高める」ことが重要だと考えています。コンサル業界は、一般的に給与水準が高いものの、労働時間を考えるとコスパがどうなのかという面もあります。社外にも社内にもパフォーマンスを最大化することが私たちのミッションです。

私たちの社名「カタリス」は触媒(カタリスト)の英語名に由来しています。触媒は化学反応を加速させる存在ですが、それ自体は変化しません。この名前には、クライアントの触媒となって成長を支援するという思いが込められています。

世の中はAIの進化などにより急速に変化しています。私たちコンサルタント自身もシンプルでスピーディーに変化に対応し、世の中の変革スピードと同じペースで自らも変わり続ける必要があります。そうして初めて、クライアントに対して真の触媒として機能し、クライアントが世の中の変革をリードできるよう支援できると考えています。

IT出身者も戦略コンサルに転身可。1年後50人、将来100人体制へと急成長を目指す

アクシス
現在の組織人数、組織構成について教えてください。

川中様
入社予定者を入れると、約20名になります。
バックグラウンドは戦略コンサル出身が半分、総合系が半分で、IT出身者は全体の3割ほどです。年齢層は20代後半から30代前半がボリュームゾーンです。

実力があれば年齢に関係なく昇格できる環境で、26歳でディレクターを務めている優秀なメンバーもいます。当社では実績に応じた随時昇格が可能で、実際に入社3カ月で昇格した事例もあります。

アクシス
組織規模の目標は、どのようなお考えになられているのでしょうか。

川中様
具体的な数値目標としては、1年後の2026年5月末に50人規模、その後100人規模に成長していきたいと考えています。現在は積極的に採用を進めている段階です。

アクシス
求める人材像ついて、お聞かせください。

坂梨様
まずはカルチャーフィットする方が重要だと考えており、特にポジティブで挑戦に前向きな方が合うと思います。カタリスの特徴は、新しいことを積極的に取り入れる姿勢です。新しい経験を積むことをポジティブに捉え、それを自分の強みとして生かせる方が当社に合うでしょう。

伊藤様
私も全く同じ考えです。代表がメンバーを評価するポイントでもありますが、新しいことを抵抗なく取り入れることと、「やったことがない」を言い訳にしない姿勢が重要です。この2つに共感できる方なら、楽しく働ける環境だと思います。

アクシス
実際に活躍されている方の特徴について教えてください。

坂梨様
何よりも行動力のある方ですね。具体的には2タイプです。
1つは密にコミュニケーションを取りながら迅速に行動するタイプ、もう1つは自分でこれは必要だと判断したことを言われる前に自ら取り組めるタイプです。経験豊富なシニアメンバーは前者が多く、ジュニアメンバーは後者が求められる傾向があります。

また、スタッフであっても責任感は非常に重要です。当社は、少数精鋭で必要最小限の人数で体制を組みます。従って、ジュニアメンバーであっても、クライアントと対峙する場面が多く、自分の評価がカタリスの評価に直結します。前職では20人近いチームで案件を担当していましたが、ここでは自分の見られ方が大きく変わります。会社の顔として良いサービスを届ける気概のある方には良い環境だと思います。

坂梨様

川中様
スキル面では、入社時のポジションによって求められるレベルは異なりますが、スタッフクラスでは、ExcelやPowerPointなどの基本的なスキルは必要です。ただ、それよりもソフト面を重視しており、成長意欲があることが大前提です。

もう1つ重視しているのは、クライアント先でご活躍いただける方かどうかです。受け答えがスムーズで、自分の経歴や志望動機を話した際に納得感があり、疑問を抱かせないような人はクライアント先でも活躍できます。

私たちがお付き合いしているクライアントは素晴らしい方々ばかりで、コンサルタントをただのツールではなく、メンバーの一員として迎え入れてくれます。それを実現するのは一人ひとりの人間力だと思います。スキルはキャッチアップできますし、サポートもしますが、新しいものを取り入れる姿勢や成長意欲がある方が当社との親和性が高いでしょう。

プライベートとの両立を重視した「自己裁量型」の働き方

アクシス
御社の労働時間やワークライフバランスについてお聞かせください。

坂梨様
月の残業時間は平均して30〜40時間程度に収まっています。

川中様
実は私が1番労働時間が短いという自負があります。

坂梨様
確かにそうですね。私の場合はこの8カ月間、仕事の都合で予定を断ったことは一度もありません。

アクシス
ご家庭と仕事の両立については、いかがですか。

伊藤様
個人的にはワークライフバランスは両立できていると感じています。忙しい時期もありますが、自分の裁量で仕事の切り上げ時間を決められる働き方にはなっております。

アクシス
ストレスのない職場作りのために取り組まれていることはありますか。

坂梨様
「コルチゾールマネジメント」という取り組みをしています。コルチゾールはストレスホルモンで、代表の田仲が半ば趣味のように取り入れている施策です。代表を始め従業員の多くがコルチゾール適正化を意識して業務に励んでいます。私は、コルチゾール適正化のための、社内制度であるフィットネス手当を利用して、ジムに通い始めました。

アクシス
社内イベントなども行われているようですね。

川中様
そうですね。あくまで積極的な社内イベントの一事例にはなりますが、外資系ファームのような本格的なクリスマスパーティーを開催するのが代表の夢だったので、昨年はホテルで盛大に行いました。来年はもっと大きな会場でやりたいと言っているほどです。社内コミュニケーションは、非常に大切にしています。

坂梨様
仲が良いのは大きな特徴です。社員同士の年齢も近く、全員が一緒に仕事をする可能性があるので自然と関係が近くなります。前職では大人数だったので、こちらのように全員の顔が見える環境だと帰属意識も高まります。「この人のために頑張ろう」という部活動のような感覚があり、前職では味わえなかったものです。
仕事とプライベートのバランスが良く、スタートアップ特有の過度な一体感を強いるわけでもなく、かといってギスギスした関係でもない、絶妙なバランスで運営されています。

伊藤様
本当にいい方ばかりで、衝突が生まれにくい環境ですね。

川中様
採用時にメンバーとの親和性も重視しています。リファラル採用も活用していますが、同質性が高まりすぎないよう多様性にも配慮しています。

川中様

アクシス
最後に候補者の方へのメッセージをお願いいたします。

川中様
成長段階の企業ですが、顧客のビジネスパートナーとして、成長意欲が高く持ち、前向きに挑戦されたい方にご入社いただきたいです。クライアントの企業価値向上に向けて、顧客伴走型の支援に一緒に挑戦してくれる方をお待ちしております。

川中拓磨 様 株式会社カタリス

鉄鋼メーカーにて、自動車用鋼板の生産管理、品質管理、新工場立上げに従事した後、 戦略コンサルティングファームにて、事業戦略立案、新規事業検討、ビジネスデューデリジェンス等、幅広いテーマ・業種のプロジェクトをリード。また、経済産業省に出向し、産業セクターの脱炭素化の国際イニシアティブのリード、政策立案支援を経験した後、カタリスにジョイン。

坂梨龍太 様 株式会社カタリス

外資系総合コンサルティングファームに新卒入社後、民間企業・自治体・中央省庁を対象に、営業DX推進、事業戦略立案、デジタルマーケティング基盤の構築支援など、幅広いプロジェクトを経験。カタリス参画後は、メガベンチャー企業に対する成長戦略および新規事業立案、PEファンド投資先のバリューアップ支援等に従事。

伊藤大輝 様 株式会社カタリス

監査法人にて、大手上場企業を中心とした法定監査や内部統制評価業務など、財務・会計領域の専門業務に従事した後、カタリスに参画。現在は、ビジネスデューデリジェンス、中期経営計画の策定、M&A戦略の策定など、財務領域の知見が求められるプロジェクト領域を多く担当。

株式会社カタリス

株式会社カタリスは、外資系戦略コンサルティングファーム出身の2名が設立した伴走特化型の独立系コンサルティングファームです。戦略立案、新規事業開発、M&A、DX推進など、企業の変革と成長を支援する多様なサービスを提供しています。豊富な実績と高度なメソッドを活用し、クライアントの意思決定をサポートします。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェント。戦略コンサルやITコンサル。コンサルタントになりたい人や卒業したい人。多数サポートしてきました。信念は、”生涯のキャリアパートナー”。転職のその次まで見据えたキャリアプランをご提案します。

株式会社カタリスの求人情報

募集職種

経営戦略コンサルタント

職務内容

■業務内容
「戦略・経営コンサルタント × 創業メンバー」を募集しております

■事業内容
・事業戦略検討/実行支援
・ビジョン/中長期経営計画策定支援
・DX戦略策定支援
・M&A検討/実行支援
・ビジネスDD/企業価値算定
・投資先バリューアップ/PMI支援
・新規事業支援 (立案フェーズ・実行フェーズ)
・市場調査/事業性評価(WEBアンケート、顧客インタビュー等)
・マーケティング/営業戦略策定

■プロジェクト事例 ※現時点実績
・グローバル大手エレクトロニクス企業 (新規事業立案・実行支援、M&A検討支援)
・外資PEファンド (投資先バリューアップ伴走支援)
・大手物流企業 (提携先物流業務改革支援)
・大手製造メーカー(中期経営計画策定)

応募要件

■必須
・コンサルファームでの就業経験2年以上

■求める人材 ※下記いずれかに該当する方
・コンサル会社でクライアント先で自走できる方
・カタリスのバリューに共感頂ける方
・以下ニーズをお持ちの方
・事業会社のバリューアップや新規事業創出に当事者として関わりたい
・創業経験をしてみたい
・非連続な年収アップを目指したい(上限のないインセンティブ制度と豊富なストックオプションの付与)

Brand ブランド紹介

アクシスコンサルティングでは、多様化するハイクラス人材のキャリアをワンストップでサポートしています。
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