株式会社GenerativeX 執行役員COO インタビュー/コード書くコンサルタント×AI協働組織で挑む大企業変革の最前線

株式会社GenerativeX 執行役員COO インタビュー/コード書くコンサルタント×AI協働組織で挑む大企業変革の最前線

生成AI時代の”エージェントインテグレーター”として、大企業の生成AI活用を支援する株式会社GenerativeX。2023年の設立以来、複数の大手企業とのAIプロジェクトを牽引し、「大企業の成長と革新を生成AIで支援する」ことをビジョンに掲げ、2025年9月以降はNY支店での事業展開も加速させていきます。今回は、マッキンゼーでアソシエイトパートナーを努めた後、同社の執行役員に就任した株田達矢様に、AI時代の新しいコンサルティングのあり方や革新的な働き方、日本企業のAI変革の未来についてお話を伺いました。

戦略コンサルタントが見た「変革の瞬間」

尾股
まずは、株田様の自己紹介からお願いいたします。

株田様
現在、GenerativeXにおいて執行役員を務めております株田です。新卒でマッキンゼーに入社し、主に通信、メディア、テクノロジー分野や、決済、フィンテック領域を中心に約9年間勤務し、最終的にはアソシエイトパートナーを務めておりました。その後、よりAIに特化した形でお客さまのご支援をしたいという思いから、GenerativeXに参画いたしました。

尾股
改めてマッキンゼーからGenerativeXに転職された背景をお聞かせいただけますか。

株田様
GenerativeX代表の荒木や共同創業者の上田、そして他の執行役員のメンバーとは、もともと知り合いで、実は創業当初からお声がけいただいていました。本格的にお誘いをいただいたのは2024年に入ってからでしたが、当時は転職するつもりは全くなかったんです。前職は非常に良い会社でしたし、環境にも満足していました。

ただ、自分自身、学生時代から情報系のバックグラウンドがあって、生成AIの急速な進化を目の当たりにするなかで、「今この瞬間に何かをやらなければ」という強い思いが芽生えました。もちろん、前職にとどまりながらAI領域に関わる選択肢もありましたし、パートナーを目指す道もあったと思います。

それよりも「今」このタイミングで、スタートアップという環境でチャレンジするほうが自分にとって意味があると感じたのです。AIの進化のスピードを考えると、この1〜2年で一気に変わってしまう。その流れのなかに飛び込むなら今しかないと。

尾股
つまり、市場動向を踏まえたうえで、今AIスタートアップに挑むべきだと判断されたのですね。

株田様
そうですね。私は生成AIを、第1次産業革命で人力が蒸気機関へ置き換わったのに匹敵する変革だと捉えています。産業革命以前は、人が時間と労力を費やして水を運んでいました。しかし蒸気機関の登場により、石炭の火力でポンプを動かし、機械が効率的に水を引けるようになりましたよね。同じことが、今知的労働の領域で起きています。

これまで人間が情報を集め、整理し、アウトプットしていた作業を、AIが高精度かつ高速にこなせるようになりました。私たちの日常業務の大半はAIに置き換えられるはずです。これは単に「便利になった」という話ではなく、社会構造そのものが変わる大きな転換点。おそらく2023年は、知的労働が大きく変わり始めた年として、歴史の教科書にも刻まれることになる。まさにそのなかに、私たちはいるのだと強く感じますね。

株田様

「半コンサル・半SI」という新境地の開拓

尾股
そんな変革期にGenerativeXを選ばれたわけですが、御社の会社概要やミッションなどをお聞かせいただけますか。

株田様
弊社は「日本を支える大企業の皆様方をAIによる変革で支援する」ことをミッションに、2023年6月に創業しました。

私たちは生成AI、特に大規模言語モデル(LLM)を活用し、各業界のリーディングカンパニーにおいて短時間でPoCを行いながら、AIの有効性やビジネスへのインパクトを検証・実証しています。

そのため、弊社自体はOpenAIやAnthropicのような基盤モデルを開発する企業ではなく、また、AI搭載のSaaSプロダクトを提供する企業でもありません。その時々で最先端の外部テクノロジーを活用し、お客さまの業務や課題に最適化された形で、AIを実務レベルにまで落とし込み支援する。いわば半分コンサルで、半分SIのような存在ですね。

尾股
確かに、現在生成AI領域は非常に加速しており、新たなAI企業も次々と登場しています。そのようなマーケットの中で、御社はどのような位置づけにあり、どのような強みをお持ちでしょうか。

株田様
弊社の強みは、何よりもエンタープライズ向けに導入ができている点にあると考えています。生成AI系スタートアップは、今や星の数ほど存在しますが、実は多くの企業が大企業向けの導入や運用を得意としていないのが現状です。

なぜ弊社がその領域で成果を上げられているのか、と申しますとその一因は、メンバーのバックグラウンドとチーム構成です。私自身を含め、コンサルティングファーム出身のメンバーが多く在籍しており、ビジネス課題に対する理解力と、現場感覚を持った提案力を備えています。

さらに、そうしたメンバーが自らコーディングもできるので、結果、スピード感を保ちながら、高いクオリティーを実現しつつ、コスト面でも一定の競争力を確保できていると感じています。

AI技術の進化が非常に速い中において、私たちはあえて事業やサービスの形を固定せず、お客さまの業務や課題に応じて、最適な形を提案することを重視しています。

尾股
面白いですね。AIの導入において、企業ごとにそれほど違いがあるものなのでしょうか。

株田様
おっしゃる通り、業界ごとに特有の課題や業務フローがあります。

例えば、製薬や通信、金融といった業界では、それぞれに固有の手続きやレギュレーション、データの扱い方があり、一律のツールやアプローチでは対応しきれないケースが多くあります。そのため、ChatGPTのような汎用的な生成AIで文章の要約や翻訳といった処理は可能でも、そのままでは個別の業務フローにフィットせず、業務変革には直結しないことが少なくありません。

だからこそ弊社では、業務にAIを直接組み込む形での活用を重視しています。たとえば、社内で日常的に使われているメールやSlack、各種業務システムとAIを連携させ、AIがサーバー上で常にバックグラウンドで動作する仕組みを構築し、ユーザーに必要なタイミングで通知が届くようにすることで、ユーザーに負担をかけることなく、業務そのものを支援できる仕組みが生まれる。結果としてインパクトのある業務変革につながっていくと考えています。

尾股
なるほど。御社では、AIを「使いこなす」スタンスをお持ちだと思いますが、そのなかで今後、AI市場の中で、どのような価値を提供されていきたいなどありますか。

株田様
AI市場のバリューチェーンを見たとき、私たちはお客さまの業務に最適なAIを選び、現場で使える形につなぎ、動かす、という、その橋渡しの役割を担っています。

この領域は、AI技術そのものの性能が数千倍、数万倍と進化していくことで、市場自体も大きく拡大していきます。その中で、私たちが正しく、かつスピーディーに取り組めれば、自然と私たち自身の事業も一緒に伸びていく。加えて、私たちの強みは、提案から開発・導入まで一気通貫で担えるコンサルタントがチームにいることです。

このスピードと柔軟性があれば、技術の進化とともに、私たちの価値も千倍、万倍にスケールしていける可能性があると感じています。

革命的な働き方「自分で提案し、自分でコードを書く」

尾股
そうした価値提供の背景として、御社のように、コンサルタントご自身がコーディングまで担っているケースは、他社でも見られるのでしょうか。

株田様
少なくとも、大企業向けにこのスタイルで取り組んでいる企業は、私の知る限りほとんどないと思います。一般的にデジタル系のコンサルファームでは、まずコンサルタントが全体の構想や提案をまとめ、その後はエンジニアに引き継ぐというのが一般的な流れです。

さらに、そのエンジニアリング部分がオフショア(海外拠点)で行われるケースもあり、距離やコスト、意思疎通の難しさから、2カ月かけて”何か違うもの”が出来上がってしまう。そんな例もあるかと思います。

一方、私たちは創業当初から「自分で提案し、自分でコードを書く」スタンスを貫いてきました。もちろんチーム体制を採って進めますが、弊社のような一気通貫の体制は、かなりユニークなものだと思っています。

尾股
そうですね。今後も、そのスタンスは変わらず続けていかれるご予定ですか。

株田様
基本的には、この姿勢はこれからも変えるつもりはありません。

もっとも、私自身もコーディングの経験はあったとはいえ、それを本業にしていたわけではない中でも、きちんと価値提供ができていると感じています。

それが可能なのは、AIそのものの進化が私たちの働き方を後押ししてくれているからです。今では、プログラミングの経験が豊富でなくても、AIの力を借りてスピード感ある開発ができる環境が整ってきました。つまり、私たち自身のプロジェクトの進め方や働き方そのものが、AIによってエンパワーされている。だからこそ、創業以来のスタンスを変えずとも、今の時代に即した形で事業として成立しているのだと思います。

AIと共創する未来の職場風景

尾股
御社では、かなり実践的にAIを活用されている印象を受けます。自社内の業務にはどのように生かされているのでしょうか。

株田様
たとえば、私たちの社内Slackには「課長AI」と呼ばれるAIエージェントがいて、メンションして「過去1週間のクライアントA様とのミーティング内容と決定事項をまとめて」といった指示すると、自動的に整理された情報を返してくれます。

また開発においては、Devin(ソフトウェア開発を自律的にこなすAIエージェント。要件定義、設計、実装、テスト、デプロイといった、従来人間が行っていた作業を自動で実行する)というAIツールをSlack上から呼び出して、コーディング作業を指示・実行することもできます。そのため、最近では社内でも人に話しかけるより、AIとやり取りしている時間のほうが多いかもしれませんね。

※「課長AI」:会社独自のノウハウを取り込んだオリジナルの生成AIにより、高精度なアウトプットを実現します。
https://gen-x.co.jp/service/SectionchiefAI

尾股
それはすごいですね。いわゆる管理職のような仕事も、AIが担っていくようになるのでしょうね。

株田様
そうですね。少なくとも進捗報告や情報共有のような定型業務は、かなりショートカットできるようになるでしょう。「共有するだけの会議」は不要になりますし、管理職の役割も「意思決定」や「メンバーのモチベーション管理」といった、人間にしかできないことが中心になっていくと思います。

実際、Slack上でAIと会話している体験と、リモートワーク中の同僚とやり取りする体験は、もはやあまり変わらないと感じることもあります。だからこそ、リモート環境で働くには、相当な工夫や存在感が必要になってきますよね。

尾股
確かに。そんなAI時代において、ITコンサルタントが生き残っていくために必要なこととは何でしょうか。

株田様
私は、課題の棚卸しや要件定義がしっかりできる人は、むしろこれからの時代にこそ活躍できると考えています。というのも、そこまで設計できれば、実際の構築やコーディング部分はAIが補助してくれるようになってきているからです。

また、「自分でも何かをつくりたい」「プロトタイプでもいいから形にしてみたい」と思える人は、AIの力を借りて一気に成長できる可能性があります。そうした手を動かす意志のある人にとっては、非常に面白く、武器を得られる環境だと思いますね。

株田様

未来をつくる組織文化「DAY1文化」

尾股
そうした環境を支える組織づくりにも携わっているとのことですが、GenerativeXにはどのような方が多く在籍されているのでしょうか。

株田様
コンサル出身者で言えば、戦略系、総合系、IT系と幅広い人材がいます。それ以外にも、投資銀行やSIerなどのプロフェッショナル領域の出身者、また事業会社で実務を担っていた方もいます。必ずしもコンサル出身である必要はありませんが、コンサル的な気質やマインドセットを持っている方は、なじみやすく、成果も出しやすい環境だと思います。

尾股
なるほど。そうすると、GenerativeXが求める人材は、どのような方でしょうか。

株田様
コンサルタントに求める資質は、大きく2つあります。

1つ目は、ラストマンシップ。やるべきことを考え、自ら動ける力です。これは、「すべてを自力でやりきる」という話ではなく、むしろ、目的を達成するために必要であれば役員をも巻き込んででも成果を出す、そんな気概を持って動ける人を歓迎しています。

2つ目は、言語化能力です。私たちはLLMそのものを開発しているわけではなく、それを活用して価値を生み出す側です。AIに対して的確な指示を出せる言語力が極めて重要です。やりたいことを分解し、言葉にできる人ほど、AIの力を最大限引き出せる。これはコンサルティングと非常に親和性の高いスキルだと感じています。

加えて、個人的には、AIやテクノロジーに未来を感じられる人、楽しめる人がいいなと思いますね。たとえば、日常的にChatGPTを使っている方などは、非常にフィットしやすいと思います。

尾股
一方で、コンサル出身ではない方にとって、キャッチアップが大変だということはないでしょうか。

株田様
まだ弊社には体系的な研修やOJTがあるわけではありません。一方で弊社には「DAY1文化」という考え方があります。これは、入社初日から何らかの価値を出すことが前提になっている文化です。

これは「誰も助けてくれない」「放置される」というわけではありません。むしろ、頑張ろうとしている人に、みんな自然と手を差し伸べます。質問すればしっかり答えますし、頼ってくれる人には真剣に向き合います。

つまり、教えてもらうのを待っているのではなく、まずは自分から動いてみる姿勢が大事、という意味です。うまくできるかどうかは問題ではありません。クライアントのためにやりきろうとする姿勢、助けを求める力も含めて”完遂する気持ち”がある人は、非常に活躍しやすいです。

尾股
スタートアップでは自分自身でキャリアを切り開いていく必要があると思いますが、GenerativeXで得られる経験やスキルについて教えてください。

株田様
まず、生成AIを日常的に使いこなしながら実務で活用できる環境があります。大手企業でも業界によっては、まだAIの実装が進んでいない現場も多いため、自らAIを組み込みながら価値を出す経験は、将来的に大きな武器になります。

さらに、弊社は今まさに成長フェーズにあるスタートアップです。仕組みが整備されていないなかで、必要なものを自らつくっていく経験や、組織が拡大していく過程を間近で体感できることはビジネスパーソンとしてなかなか得られない価値だと感じています。

そして何より、生成AIが日々進化している環境において、常に自らアップデートしていくことが欠かせません。その分、自然と「昨日できなかったことが、今日できるようになる」という成長の連続を実感できると思っています。

尾股
それは魅力的ですね。改めて、御社のカルチャーについて教えていただけますか。

株田様
GenerativeXには、プロフェッショナルファームのカルチャーが非常に色濃く根づいていると感じます。スタートアップではありますが、コンサルや投資銀行出身のメンバーが多いため、結果を出していれば裁量も大きい一方で、一定の規律もきちんと存在します。

その最たる例が働き方と服装です。基本的に出社が前提で、フロントに立つコンサルタントはスーツが基本、オンライン会議でもジャケットを羽織って出席することとしています。私自身、これは非常に良い習慣だと思っています。エンタープライズのお客さまと接する以上、きちんとした姿勢を服装含めて見せることは大切なので。

もちろん、家庭の事情などでフル出社が難しい場合には柔軟に対応していますし、必要に応じてリモートワークも取り入れています。一方でなぜ「出社」にこだわるのか、というと、それは、AI時代だからこそ「その場にいる」という人間の存在感や偶発性には、代替できない価値があると信じているからです。

すぐに情報共有ができ、雑談のなかからアイデアが生まれる。ちょっとした表情の変化から、気づきを得る。そんな人間らしい仕事の感覚こそが、これからの時代にこそ重要になると感じています。AI時代だからこそ、人間の強みを大事にしたい。そういう思いが強くありますね。

「産業革命の現場」で挑戦する意味

尾股
最後に、GenerativeXに入ったことで、今後どういう世界をつくっていきたいとお考えですか。

株田様
冒頭でもお伝えした通り、私たちは日本を代表する企業の皆さんを支えるために、日々真剣に取り組んでいます。

AI技術は日々進化を遂げていますが、私たちは今の状態を完成形とは考えていません。むしろ、今は想像すらできないAIの使い方が、これからどんどん生まれてくるはずです。

一方で、AIの進化のスピードに社会や企業が十分に追いついていないのも事実です。今後、しばらくこのギャップは広がるかもしれません。しかし、いずれその差は必ず埋まっていく。私たちは、その流れを少しでも加速させていきたい。それこそがGenerativeXの存在意義であり、私たちがこの仕事に取り組む理由です。

そして私自身は、現場で手を動かすプレーヤーでありながら、執行役員という立場でもあるので、会社全体の組織づくりにも関わることで、会社全体が成長していく仕組みを整えていきたいと考えています。

尾股
素晴らしいですね。最後に、候補者の方へのメッセージをお願いします。

株田様
今、コンサルティングファームなどで活躍されている方々に伝えたいのは、私自身も転職を決めるまで何度も悩んだ、ということです。正解なんてどこにもありません。どの道を選ぶのが正しいかなんて、正直誰にもわからない。

でも、AIというマクロトレンドは不可逆であり、今後も一層加速していきます。そんな時代にAIスタートアップで挑戦することは、何かを失うことではなく、かけがえのない経験を得ることだと思っています。

AIに対して構えすぎる必要はありません。「なんか面白そう」、そのくらいの気持ちで飛び込んでみても全然いいと思うんです。新しいことに挑戦したい、最先端の現場でもまれたい、スタートアップらしい勢いと変化に満ちたカルチャーを楽しめるような人には、GenerativeXはぴったりな環境だと思いますね。

株田達矢 様 株式会社GenerativeX

東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてTMT・フィンテック/ペイメント分野のコアメンバーを務める。全社変革や新規ビジネス構築のプロジェクトに多数従事

株式会社GenerativeX

生成AI時代の“エージェントインテグレーター”として、大企業の生成AI活用を支援するスタートアップ。2023年の設立以来、複数の大手企業とのAIプロジェクトを牽引し、「大企業の成長と革新を生成AIで支援する」ことをビジョンに掲げています。ビジネスと技術の両面に精通したプロフェッショナル人材が、AIエージェントの設計・開発・実装を一気通貫でサポート。外資系コンサルティングファーム出身者を中心としたチームが、ビジネス成果に直結するスピーディな実装と、現場で継続的に活用される仕組みづくりを強みに活動しています。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェント。戦略コンサルやITコンサル。コンサルタントになりたい人や卒業したい人。多数サポートしてきました。信念は、”生涯のキャリアパートナー”。転職のその次まで見据えたキャリアプランをご提案します。

株式会社GenerativeXの求人情報

募集職種

生成AI活用戦略コンサルタント

職務内容

<仕事内容>
クライアントへ生成AI活用に向けたコンサルティング並びにプロダクト開発を担っていただきます。

お客様への最大の価値を提供するために、ヒアリングから課題を抽出し、課題を解決するため、生成AIのポテンシャルを最大限に引き出すソリューションをPoC開発を手掛けながら、最終的なアウトプット=プロダクトのデリバリーまでをお任せします。

OJT形式でシニアコンサルタントのもと、クライアントの案件に参画いただきつつコンサルティングや開発の基礎を学んでいただきます。

▼具体的な業務内容/案件の進め方
【構想フェーズ(3-4週間)】
・経営課題を踏まえた生成AI活用戦略の策定
・投資対効果の定量化とビジネスケース構築
・全社DXロードマップの設計
・プロジェクト推進体制の構築

【検証フェーズ(2-3ヶ月)】
・ノウハウDB/RAG等の最適アプローチ選定
・アジャイル手法による迅速なPoC開発支援
・業務プロセスの再設計と効果測定
・本番化に向けたロードマップ策定

【実装・展開フェーズ(3-6ヶ月)】
・業務部門と開発部門の橋渡し
・システム要件定義と開発支援
・組織への定着化支援ほか

▼案件事例
1:製薬企業|研究開発DX
・臨床データの高度分析基盤構築
・自然言語によるデータ分析の自動化
・グローバル研究拠点との知識共有促進
→研究開発の仮説検証サイクルを大幅に効率化

2:金融機関|法人営業改革
・商談プロセスの革新
・提案書作成の自動化・効率化
・ノウハウの形式知化と共有
→営業活動の品質向上と効率化を実現

3.通信企業|業務改革
・全社ナレッジマネジメント基盤の構築
・社内問い合わせ対応の自動化
・業務マニュアルの自動生成
→通常業務を圧迫していた問い合わせ業務を大幅に削減

<開発スキルについて>
ビジネスサイドのメンバーもPythonでの開発/コーディングスキルをもって、クライアントへの開発支援を行うため、開発スキルを学んでいただきます。

半年で、一定のコーディングスキル(=プロンプトエンジニアリング)を身に着けられるプログラムを用意しており、
戦略コンサルティング経験者や外資系金融機関出身者が、ゼロからコーディングを学んでおります。

応募要件

■経験
以下のどれか一つでも該当している方
• 戦略/業務/ITコンサルティング業務経験3年以上
• 金融、ITサービス/プロダクトにおけるBtoB営業経験5年以上
• BtoB事業企画経験5年以上

■スキル
・PPT資料作成
・ドキュメンテーション

Brand ブランド紹介

アクシスコンサルティングでは、多様化するハイクラス人材のキャリアをワンストップでサポートしています。
あなたの理想のキャリアに向けて、20年以上の実績と知見でご支援いたします。