EY新日本有限責任監査法人 FAAS事業部 インタビュー/「会計×IT」で企業のDX変革を加速、ワンストップでクライアントのニーズに応えるプロフェッショナル集団

EY新日本有限責任監査法人 FAAS事業部 インタビュー/「会計×IT」で企業のDX変革を加速、ワンストップでクライアントのニーズに応えるプロフェッショナル集団

企業のデジタル変革が加速する中、EY新日本有限責任監査法人では、FAAS(財務会計アドバイザリー)事業部を「非監査領域における成長ドライバー」として位置付け、企業変革支援に注力しています。
同事業部は従来提供していたサービス(企業の財務報告への支援、M&Aや事業再編、IPOなどのトランザクション支援、ガバナンス観点での支援)に加え、DXを交えて企業財務経理機能のトランスフォーメーション(変革)の推進支援サービスを、専門チーム(FO&DX:Finance Optimization&DX)を中心としてご提供しています。
今回はFO&DXチームリーダーの矢野卓様、市丸基行様、そして齋藤有輝様に、事業の成長戦略、監査法人ならではのキャリア形成、そして一般的なコンサルティングファームとの違いについてお話を伺いました。

監査法人だからこそ実現できる、専門性を軸にしたキャリア形成

アクシス
まずは、皆さまのご経歴からお聞かせください。

矢野様
現在、EY新日本有限責任監査法人のFAAS(財務会計アドバイザリー)事業部にて、FO&DXチーム をリードしています。財務経理機能の最適化(Finance Optimization )とデジタルトランスフォーメーション(DX)を掛け合わせた変革支援を専門に行うチームです。

これまで、会計系コンサルティングファーム2社で約15年、前職では連結会計システムの導入支援とコンサルティング事業の拡大に携わってきました。

EYのFAASへの入社を決めたのは、AIやデジタルの進化により、経理とITをつなぐ役割が一層重要になっていると感じたからです。その橋渡しこそが、企業に新たな付加価値をもたらすと確信しました。FAASにはそれを実現できる体制とビジョンがあり、財務・会計領域で自分の専門性を発揮し、日本企業の競争力強化に貢献できると考えました。

アクシス
コンサルティングファームとの違いは感じていますか。

矢野様
一般的にコンサルティングファームでは、戦略や営業、サプライチェーン、新規事業など幅広いテーマにアサインされることが多く、幅広い経験を積むことができる 一方で、専門性を深めづらい側面があるように思われます。

一方、FAAS事業部では会計を軸とした専門性を土台に、クライアントに深く入り込んだ支援を担っています。経理出身の方や、USCPAの資格を取得された方にとって、知識・経験を生かしながら専門性を磨ける、理想的な環境ではないでしょうか。

矢野様

アクシス
市丸様のご経歴を教えていただけますか。

市丸様
私は社会人としてキャリアの大半をSIベンダーで過ごしてきました。具体的には、約20年間、システムの開発、構築、運用、保守を中心に、プロジェクトマネジメントの立場でさまざまな案件に携わり、その後は、連結会計システムを提供するベンダー企業にて約5年間、大規模案件のプロジェクトマネジメントを担当していました。

EY新日本を選んだ理由は、コンサルタントとしてより上流のフェーズから案件に関与し、仮説に基づいた課題解決の支援や提案を行うという経験に挑戦したいと考えたからです。

矢野はコンサルティングのバックグラウンドを持っており、一緒に仕事をすることで自分の知見を新たな方向にシフトできると感じました。

アクシス
現職に移って感じた壁はありますか。

市丸様
やはり一定のハードルはありますが、それ以上に毎日が新鮮ですね。入社から2年が経過しましたが、いまだに学ぶことが多く、自分としては“道半ば”といった状況です。

長年、プロジェクトマネジメントに携わり、それなりの“勘所”が身についていたとは思いますが、あえてその領域にとどまらず、新たなステージに挑戦することで、自分の成長の殻を破れているという実感はありますね。

市丸様

アクシス
最後に、齋籐様よろしいでしょうか。

齋籐様
私は新卒で金融系企業に入社し、最初の配属は情報システム部門でした。そこで約3~4年間、コールセンターシステムの運用・保守に携わり、ベンダーマネジメントやプロジェクトマネージャーとしての業務を経験しました。

その後、社内のファイナンス部門に異動し、主に調達・購買・経費精算に関する業務のDX推進を担当しました。この期間にUSCPAの資格を取得し、キャリアの可能性を広げたいと考えるようになり、社外にも目を向け始め、EY新日本に入社しました。

入社の決め手となったのは、財務会計アドバイザリーという領域に進むことで、業界の枠を超えて、これまで関わることのなかった業界の方々とも仕事ができると感じたからです。加えて、面接時には圧迫感もなく、楽しく会話ができたことから、カルチャーにも魅力を感じました。

アクシス
前職との違いはいかがですか。

齋籐様
まず、向き合う相手が大きく変わりました。前職では主に社内の方と接していましたが、今は外部のクライアントが相手です。その分、求められる期待値やハードルは上がっていると感じています。

また、前職のファイナンス部門にも会計に詳しい方は多くいましたが、EYのFAASは監査法人ということもあり、まさに“会計の専門家集団”という印象です。詳しい知識を有するメンバーが多く、専門性の高さを日々実感しています。

ただ一方で、ITの実務経験はこの環境での強みになっており、今後もそのスキルを生かして自分らしい価値を発揮していきたいです。

齋籐様

会計支援の枠を超えて、構想策定から実行支援まで一貫支援

アクシス
続いて、FAAS事業部の全体的なミッションや事業内容について、矢野様にお伺いできればと思います。

矢野様
FAAS事業部は財務会計領域においてアドバイザリーサービスを提供している部門です。

EY全体においても、FAASは成長ドライバーの役割を担っており、専門性を生かしたサービス提供を通じて、クライアント企業の変革を支援しています。会計支援はもちろん、経理財務組織のあり方や業務プロセスの変革、システム導入など、構想策定から実行支援に至るまでを一貫して担っています。

こうした幅広い対応ができるのは、FAASの多様なバックグラウンドを持つメンバー構成によるものです。公認会計士やUSCPAをはじめ、経理・財務部門出身者、IT・システム領域に強い人材など、企業内部に精通した専門家がそろっています。

もちろん、EYには「EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)」や「EY税理士法人」など、他の専門部門も存在しますが、FAASは会計領域に専門性を有するアドバイザリーチームとして、そうした部門と連携しながらコアとなって、ワンストップで価値を提供しています。

アクシス
「Oneチーム体制」ということですね。

矢野様
まさにその通りです。EYではサービスライン間の連携が非常に強く、グローバルも含めた協業案件が数多くあります。FAASはクロスボーダー案件やサービスラインをまたぐ協力体制で推進する案件が多数存在します。

案件は豊富。IFRS、M&A、IPO…企業の転換点を支える

アクシス
続いて、最近多い案件を具体的に教えていただけますか。

矢野様
現在、案件の種類は非常に豊富です。IFRS(国際財務報告基準)やリース会計基準といった会計基準系の対応から派生するシステム構想案件をはじめ、M&A、グループ再編、IPOに関わるケース、さらには既存システムの老朽化をきっかけとした次期システム構想検討など、企業の重要な転換点で必要となるアドバイザリーサービスを幅広く手がけています。

こうした案件の特徴は、規制対応や基準対応といった必須案件がトリガーとなって始まるものの、良い機会と捉え財務・経理機能の高度化の実現などと一緒に取り進めるなど、クライアント企業の検討範囲が広がっていくことです。
たとえば、IFRS導入の場合、最初は最小限の対応を検討していても、「グループ全体でIFRSを適用する」となれば、システムや業務プロセスの見直しが必要となり、さらには「事業や製品ごとの利益をどう管理するか」「管理会計をグループで統一するべきか」といった経営管理そのものに関わる議論が生まれてきます。

また、既存システムが古くなってきているというトリガーで入ってくる案件では、AIが出てきたり 、人がどんどん少なくなってきたりする中でバックオフィス業務の生産性を高めなければならないという課題に対し、システムのアーキテクチャを全部変えて、自動化の割合を高めて、生産性を高めるといった根本的な業務変革を支援するケースもあります。
このように、会計基準変更をきっかけに構想策定からシステム・業務設計、実行支援までを一貫して支援できるのが私たちの強みです。

アクシス
経験できる実務のフェーズも多岐にわたるので幅広いサービスに関わるチャンスもあるということですね。アサインはどのようになっていますか。

矢野様
まずは、ご本人のスキルやこれまでのご経験を生かせるプロジェクトを優先してアサインを図るようにしています。ただし、「できることだけをやっていただく」というスタンスではありません。それぞれの強みを発揮しながらも、新たなチャレンジの機会を提供しています。

たとえば、これまで実行フェーズを中心に携わってきた方には構想策定に挑戦していただいたり、IT出身の方に会計領域の経験を積んでいただいたりと、少しずつストレッチできるような成長の場を意識してアサインしています。

アクシス
市丸様、齋籐様はご入社されてから特に印象に残っている案件はありますか。

市丸様
印象に残っているのは、FAAS内に「会計領域支援チーム」と「デジタル領域支援チーム(システム構想策定チーム)」の2チームを編成して、連携しながらクライアントを支援した案件です。

その案件では、数年後の会計基準変更に向けて、会計実務への影響調査・対応方針の検討を行っていました。まず会計チームが新基準の調査を行い、クライアントとともに会計方針を検討。その後、基準対応に向けたシステムの見直しが必要となり、私はデジタルチームとしてシステム化の構想段階から参画しました。

構想策定は現状業務のヒアリングから始まり、影響範囲の整理をした上で候補となりうるソリューションの比較・選定を支援しました。会計の専門知見を有するメンバーとシステム導入・実行計画の支援を行えるメンバーにて、二人三脚でクライアントをサポートできたのは非常に価値のある経験だったと感じています。

他ファームであれば、システム領域は別のITコンサルに引き継がれ、クライアント側の調整負担が増えるケースもあります。しかし、私たちはEYのFAASとして会計とデジタルの両面から一貫した支援が可能なため、クライアントの負荷を抑えながら高い付加価値を提供できる点が強みだと思いましたね。

アクシス
まさにOneチームの強みが発揮された事例ですね。その中で市丸様が苦労された点は。

市丸様
特に難しさを感じたのは、会計の専門性があって、今後デジタル領域にチャレンジしていこうとしているメンバーへのサポートです。

前職では、周囲もITの基礎知識があることが前提だったため、意思疎通は比較的スムーズでした。一方で、FAASにはいろいろなバックグラウンドを持つメンバーがいます。そのため、「クライアントが何を期待しているのか」「この用語は最低限知っておくべき」といった、実務上の前提知識をどうかみ砕いて共有すればよいか、難しいと感じることはありますね。

ただ、そこを乗り越えることができれば、会計とデジタルの両面でシナジーをより生み出せると実感しています。今後は、そうした知見を共有し合える場や仕組みをどう構築していくかが課題です。

アクシス
その難しさも事業の醍醐味でもありそうですね。一方で、齋籐様は印象に残っている案件はありますか。

齋籐様
印象に残っているのは、国際会計基準(IFRS)の導入に伴うシステム影響調査を行った案件です。このプロジェクトでは、社内に前例となるテンプレートがなく、資料や成果物をゼロから作成する必要がありました。私自身、コンサルティング未経験の状態でこのようなプロジェクトに臨むことになり、非常に印象に残っています。

資料作成にあたっては、上司や先輩方と構想検討から始まり、ある程度資料が形になってからも「この部分はこうした方がいいのでは?」といった具体的なフィードバックをいただきながら、試行錯誤を重ねて進めていきました。まさに、手取り足取りサポートしていただきながら、なんとか形にできた経験です。

「会計×IT」をつなぐ専門性で企業変革を支える。FAAS事業部拡大の原動力へ

アクシス
今後、FAAS事業部としての展望や注力領域についてお聞かせください。

矢野様
FAAS事業部は、EY新日本の中でも「非監査領域における成長ドライバー」として位置付けられており、従来型の会計基準や報告プロセスに関する支援サービステーマ、M&AやIPO、事業再編といった関連のサービステーマ、ガバナンス関連のサービステーマに加え、企業の財務経理部門の変革を推進するサービス領域(FAASのFO&DXチームの推進領域)を中心としたクライアント企業への貢献拡大を図っています。
専門性の高いプロフェッショナル集団として、財務・会計領域にとどまらず、業務システムや業務プロセスの領域までをカバーし、EYの他の部門と連携しながら、クライアント企業の変革を支える中核的組織です。
今後、数年以内に事業規模の大幅な拡大を計画しており、FO&DXチームにはその成長をけん引する役割が期待されています。

まずは、提供するサービスやソリューションの体系化を進め、それらを安定的に提供できる体制を整えることが重要です。メンバー一人ひとりが自らの強みを発揮し、誇りを持ってクライアントに付加価値の高い支援を提供できるような環境づくりを目指しています。

私たちFO&DXの目標は、「会計×IT」という領域を軸に、クライアントの真のニーズに応え、構想段階から実行支援までをワンストップで担う体制を構築することです。

アクシス
具体的にどのようなテーマに注力されていかれる予定ですか。

矢野様
今後は、たとえば 以下のようなテーマを重点的に推進していきます。
・AIなどの先進技術の経理財務業務への適用
・財務経理領域の業務・システムの構想策定・実行プランへの落としこみ
・現場に即した業務BPRの推進
・サステナビリティ 報告プロセスの高度化
・グループガバナンスの強化に向けた監査法人ノウハウを生かしたサービス提供への取り組み

こうしたテーマに取り組む中で、メンバーには会計とITの両面からクライアントを支援する貴重な経験を積んでいただけるはずです。

会計を軸に広がる、挑戦とやりがい

アクシス
ここまで事業の展望や取り組みをお伺いしてきましたが、実際にFAAS事業部で働くことで得られる経験や、やりがいについてぜひお聞かせください。

市丸様
FAASでは、会計に特化した案件が多いため、すでに会計の知識をお持ちの方はもちろん、これから会計を学びたい方にとっても、多くの実践的な経験が積める環境だと思います。

クライアントは大手企業やホールディングスなど本社機能を担う企業が中心で、経営のあり方そのものに踏み込んだ支援ができる点が大きな特徴です。経理部長やその上のレイヤーの方々と対話しながら、経営上・会計上の課題に寄り添う仕事には、大きなやりがいがあります。「どれだけクライアントに刺さる支援ができるか」というのが、FAASで働く醍醐味ですね。

アクシス
ITのご経験がある中で、どのようにバックグラウンドを生かせていますか。

市丸様
2つの点で、これまでのIT経験が生きていると感じています。

1つ目は、クライアント企業のIT部門との橋渡し役を担える点です。企業によっては経理部門とIT部門の連携が薄く、縦割りになっているケースもあります。たとえば「このタイミングでこう伝えるとスムーズですよ」など現場感のあるアドバイスができるのは、ITの知見があるからこそと考えています。

2つ目は、チームビルディングやプロジェクトマネジメントのスキルです。FAASの案件は10名〜20名規模のプロジェクトになることも珍しくありません。その際、ゴールを明確にし、役割を分担し、期限に向けて着実に進めていくプロジェクト運営力が求められます。そこでは、これまで私が担ってきたマネジメント経験が生かされていると実感しています。

市丸様

アクシス
齋籐様は、どのようなところにFAAS事業部のやりがいや面白さを感じていますか。

齋籐様
FAAS事業部の魅力は、「会計」を軸としながらも、自分の強みや興味に応じてプラスαの経験が積める案件が多い点にあります。たとえば「会計×IT」「会計×英語」など、自分の強みを掛け合わせたチャレンジが可能です。

私自身も、ITの実務経験に加えてUSCPAとしての会計知識があるため、経理部門とITベンダーの間に立った際に、それぞれの立場の考え方や言いたいことが理解できる点は強みとして生きています。

齋籐様

アクシス
ITのご経験がある方の中には、「会計の実務経験がないと敷居が高い」と感じる方もいらっしゃるかと思います。その点についてはいかがでしょうか。

市丸様
そのお気持ちはよく分かります。ただ、FAASは専門家がそろっているので、入社後にいくらでも教えていただける機会がありますし、実際に業務の近くで学べる環境も整っています。

ITは今や会計領域には不可欠な要素。だからこそ、ITを軸にお持ちの方であれば、入社後に会計の知見を広げていくことは十分可能だと思います。

FAASには品質重視でクライアントと向き合う姿勢が根付いており、メンバーも相互に尊重し合う文化で、穏やかな雰囲気があります。強みを生かし つつ相互に学び、キャリアアップを目指せる、柔軟性のある環境だと思います。

矢野様
そうですね。加えて言うと、現在の立場・役割にとらわれず、ポテンシャルやフィット感を重視してお迎えするスタンスですので、成長意欲のある方にはチャンスのある環境だと自信を持っています。

温かなカルチャーと自立的な成長環境

アクシス
穏やかな雰囲気とのことですが、具体的にはどのような雰囲気なのでしょうか。

矢野様
誠実、真面目な人柄のメンバーが多いと思います。FAASはKPIありきではなく、プロセスやチームとしての価値創出を重視する文化が根付いています。売上だけではなく、サービス開発や育成なども評価に含まれる“総合評価型”のスタイルですので、こうした雰囲気が醸成されているものと思います。

市丸様
組織の構造も柔軟で、アメーバ的に案件単位で動くことが多いですよね。形式的な上下関係よりも、メンター的なつながりが強く、仕事を通じて自然と知り合いが増えていきます。「こういう案件をやってみたい」と声をあげれば、その思いを尊重してアサインされることもあり、業務の進め方も自由度が高く、自律性を重んじる環境です。

齋籐様
FAASではイベントなども積極的に開催されており、役職に関係なく話しかけやすい雰囲気がありますね。

私も、入社1年未満のタイミングで自ら懇親会の幹事に立候補し、200人規模のパーティーの司会を担当しました。「やりたい」と言えば任せていただける文化がある。こうした機会を通じて、自分から動けばいくらでも人とのつながりが広がるチームだと思います。「話しかけていいかな」とためらうより、少しでも心を開いて関わってみると、みんなが自然と応えてくださる。そんな空気があります。

アクシス
どんな方がFAAS事業部にフィットしそうですか。

矢野様
やはり「成長したい」という意欲のある方です。専門性やバックグラウンドは人それぞれなので、その人の強みを生かしながら、会計士の専門性をうまくレバレッジしていける――そんな仕組みや環境を整えています。柔軟性があり、自分の価値を自分でつくっていきたいという方には、非常にフィットする職場だと思います。

矢野様

矢野卓 様 EY新日本有限責任監査法人 FAAS事業部 プリンシパル

会計系コンサルティングファーム、連結会計ソリューションベンダーにてシステム導入支援とコンサルティング事業の拡大に携わる。主に財務経理機能の変革をテーマとして、新規事業立案支援、PMI支援、財務会計システムアーキテクチャ刷新、IFRS導入に伴うシステム方針~導入支援、SSC化推進支援と多岐にわたる業務経験を有する。

市丸基行 様 EY新日本有限責任監査法人 FAAS事業部 シニアマネージャー

システムインテグレーターにて金融業界のSaaS型ITサービスの立ち上げ ・開発、サービス提供に従事しつつ、個別システム開発等のプロジェクトマネジメントを経験。
その後、連結会計パッケージソフトウェア会社に所属。ソフトウェア導入事業に従事し子会社100社超のクライアントに対してリプレイス、または、システム更改の導入プロジェクトのPM/PMOとしてデリバリーマネジメント実績を持つ 。
EY FAAS事業部においては、デジタル領域のシステム構想策定支援、あるいは、連結会計システム導入プロジェクトのPMO支援等に従事。

齋藤有輝 様 EY新日本有限責任監査法人 FAAS事業部 スタッフ

金融系企業のIT部門でコールセンターシステムの運用保守、ベンダーコントロールやユーザー部門との調整、新商品対応時のシステム要件定義など、プロジェクトマネジメント業務を経験した後、社内のジョブポスティング制度でファイナンス部門の企画部署に異動。調達購買、経費精算業務に係る企画推進、システムの運用保守等に従事。前職でUSCPAを取得、キャリアの幅を広げられる環境を求めてEY新日本有限責任監査法人に入社。

EY新日本有限責任監査法人 FAAS事業部

EYFAASFinancial Accounting Advisory Services:財務会計アドバイザリーサービス)は、会計、財務報告、トランザクション、会計DX、財務最適化、トレジャリーなど、多岐にわたる分野でEYの知見を提供し、CFOのビジネスパートナーとして財務部門を支援します。詳しくは、https://www.ey.com/ja_jp/services/financial-accounting-advisory-servicesをご覧ください。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェント。戦略コンサルやITコンサル。コンサルタントになりたい人や卒業したい人。多数サポートしてきました。信念は、”生涯のキャリアパートナー”。転職のその次まで見据えたキャリアプランをご提案します。

EY新日本有限責任監査法人の求人情報

募集職種

財務会計アドバイザリー デジタル事業推進

職務内容

~これまでの財務経理部門経験、ERP導入プロジェクト経験を活かして、財務経理部門の課題解決に貢献したい方へ~

■組織について
・私たち財務会計アドバイザリーサービス(FAAS)は、環境の変化や複雑化による課題に対して、最先端のデジタル技術とEYのグローバルネットワークを最大限に活かし、企業の長期的価値の向上に資するべく、迅速かつ効果的な解決策を提案しています。
・一般企業や金融機関、他監査法人から転職した方など、様々なバックグラウンドのある方が中途入社しており、ご自身の経験やスキルを最大限に活かして活躍できる企業風土です。

■業務内容
・財務会計アドバイザリーサービス(FAAS)のデジタルビジネス推進
・Financial Transformation(経理財務業務の変革)にかかわるコンサルティングサービス
 開発、企画構想~業務変革を推進するコンサルティングプロジェクトの遂行
・経理財務・管理会計業務の高度化に関するプロジェクトチームリード
・単体・連結決算プロセス改善に関するプロジェクトチームリード
・ERP、会計システム、予算管理・業績管理システム(EPM領域)、連結システムに関する プロジェクトチームリード

■やりがい/魅力
・海外M&A、海外進出支援にも携われるため、英語を活かすこともできます。
・財務経理のオペレーションを担うバックオフィス機能のほか、M&AやIPOなど企業の成長戦略を推進。CFOや経営陣のビジネスパートナーとしてのやりがいを感じられます。

応募要項

<必須>
・経理財務/管理会計業務の高度化に関するプロジェクトチームリードの経験
・単体・連結決算プロセスの改善の提案やプロジェクトの経験

<歓迎>
・新規デジタルビジネス企画・推進・立上の経験
・米国公認会計士、公認会計士

<語学力>
・英語力(中級レベル以上)

Brand ブランド紹介

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