三菱UFJ信託銀行 トータルリワード戦略コンサルティング部 インタビュー/“先義後利”を貫く信託銀行流の人事コンサル──「従業員が人生を託したくなる企業づくり」の真髄

三菱UFJ信託銀行 トータルリワード戦略コンサルティング部 インタビュー/“先義後利”を貫く信託銀行流の人事コンサル──「従業員が人生を託したくなる企業づくり」の真髄

「従業員が人生を託したくなる企業へ」をキーワードに掲げる三菱UFJ信託銀行株式会社 トータルリワード戦略コンサルティング部。
給与・賞与・退職金といった金銭報酬に加え、成長機会や職場環境などの非金銭報酬も含めた「トータルリワード」の視点から、企業価値向上と従業員の豊かな人生の実現を両立する人事コンサルティングを展開しています。

また、退職金・企業年金設計における日本トップクラスの専門性と、信託銀行ならではの長期的な信頼関係を基盤に、制度設計から導入・定着まで一貫した伴走型支援を提供することで、一般的なコンサルティングファームとの明確な差別化を実現しています。

今回は、同部・人事戦略室 チーフコンサルタント 周川淳平様、柏﨑亮太様に、信託銀行流の人事コンサルティングの独自性や「先義後利」を貫く支援スタイル、そして目指す企業と従業員の理想的な関係についてお話を伺いました。

事業会社・コンサルティングファームを経て、信託銀行の人事コンサルへ

田中
まずは、お二人のこれまでのご経歴についてお聞かせください。

周川様
私はもともと、事業会社にて人事部門に約8年、経営管理部門にも約7年間在籍していました。その後、グループ内のコンサルティングファームへ異動となり、そこで人事コンサルティングのキャリアをスタート。2024年1月に現職へ移り、現在は、三菱UFJ信託銀行トータルリワード戦略コンサルティング部・人事戦略室にて、チーフコンサルタントを務めています。

周川様

柏﨑様
私は新卒で日系大手企業に入社し、その後、外資コンサルティングファームで人事・組織コンサルタントとしてのキャリアをスタートしました。以降、大手IT企業での戦略コンサルティング部門の立ち上げや日系コンサルティングファームの人事組織プラクティスの立ち上げなどの経験を重ね、現在に至ります。

大手IT企業では、日本を代表する事業会社のアセットを生かしながら、コンサルティングのケイパビリティを用いて社会へ価値を還元するというテーマに取り組み、その影響力の大きさを体感する貴重な経験をしました。

一貫して、人と組織に向き合う立場から、企業や社会にどのようなインパクトをもたらせるかを考え続けてきたことがこれまでのキャリアの軸となっています。

柏﨑様

人事と経営をつなぐトータルリワード戦略

田中
トータルリワード戦略コンサルティング部の成り立ちとサービス概要について教えてください。

周川様
当部はもともと、企業年金などの金銭的報酬を専門とする「年金コンサルティング部」として活動しておりました。

その後、人事労務環境も大きく変わり、退職給付制度は人的資本経営の一部として考えられ、
人事戦略との整合性を考慮して運営する必要性が高まってきました。このような環境の変化を踏まえ、企業の経営戦略と連動した人事戦略を策定し、金銭報酬と非金銭報酬の双方の観点、即ち「トータルリワード」の観点で取りうる選択肢や最善策を提案し、人的資本経営の一助となるべく2020年に三菱UFJ信託銀行内に人事コンサルティング機能を新設。そして2024年に、部全体を「トータルリワード戦略コンサルティング部」へと再編しました。当社では、「従業員に提供するさまざまな報酬の組み合わせ」をトータルリワードと呼んでいます。
表の水色の部分が金銭報酬で、上から、老後を支える退職給付、それから、株式報酬、福利厚生、資産形成、給与、手当、賞与というように、7つの項目を金銭報酬と定義しています。そして、非金銭報酬は、緑の部分、承認、多様性、戦略的人事配置、評価など、こちらも7つの項目を定義しました。一番左のアルファベットを上から縦読みすると「REWARD STRATEGY」となっています。これらの、各リワードは、支給の目的や金額の算定基礎が異なります。人材戦略に合致した報酬の組み合わせを作っていくためには、それぞれのリワードの役割を、十分に吟味して進めていくことが重要です。

reward-strategy

従業員が、ポジティブな気持ちになれる環境を整えるのが、企業の役割です。それを実現する手段が、報酬、リワードの提供であると考えています。リワードを提供することで、従業員はやりがいを感じ、パフォーマンスを発揮するインセンティブが生まれます。その結果、企業と従業員の間にWin-Winの関係が成立し、企業価値が向上すると考えています。

田中
信託銀行で人事コンサルティングを行う面白さや独自性についてはいかがでしょうか。

周川様
信託銀行という立ち位置ならではの強みとして、他部門との連携の幅広さがあります。三菱UFJ信託銀行には、不動産や資産運用、証券代行など法人向けのサービスが多彩にあり、必要に応じてそれらの知見を組み合わせた提案が可能です。

たとえば、私たちのチームが得意とする退職給付制度の設計だけでなく、iDeCoやNISAを活用した資産形成支援、さらにワークプレイス整備や社宅制度の見直しなど、従業員の生活インフラにまで踏み込んだコンサルティングが行えるのは、まさに信託銀行だからこそ。一般的な人事コンサルティングファームではカバーしきれない領域だと思います。

周川様

田中
短期的なゴールではなく、あくまでも従業員の幸せをゴールとしていると。

柏﨑様
そうですね。私たちの仕事は、単なる「コンサルタント」である前に「信託パーソン」であるという認識がしっくりきます。そもそも信託とは、お客さま(委託者)が、大切な人(受益者)のために、自分の想いや財産を信頼できる人(受託者)に託す行為。その担い手である私たちは、お客さまからの想いも含めて安心してお任せいただける存在でありたいと考えています。

たとえば、中国の古典に「先義後利(義を先にし、利を後にする)」という言葉があります。私たちの組織のリーダーは日々そのことをメンバーに語り掛けており、三菱UFJ信託銀行のコンサルティングにもそうした価値観が根付いていると感じます。そうした姿勢に共感できる方には、当社のスタンスは非常にフィットするのではないでしょうか。

お客さまとの長期的な関係性を重視する信託銀行流コンサル

田中
他の外資系コンサルティングファームでは、クライアントの従業員(個人)にまでフォーカスをされている印象はあまりないのですが、それはなぜだと思われますか。

柏﨑様
外資系ファームとの違いとして大きいのは、「後ろ盾の有無」だと感じています。私たちには、信託銀行という強固な経営基盤があり、長期的な信頼関係のもとで契約が成立されていくケースが多い環境にあります。だからこそ、クライアント企業だけでなく、その中で働く従業員一人ひとりの人生にも寄り添った、本質的な支援ができるのだと思います。

一方、一部の外資系コンサルティングファームでは、成果や効率を重視する文化が根付いており、売り上げやフィーに対する意識が高い傾向があります。また、近年では、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まるようになり、かつて「コンサルタント」という肩書きだけで評価されていた時代と比べると、個々のスキルや経験に幅がある印象を受けます。その結果、コンサルタントとしての本質的な価値を発揮するための工夫や努力が、より一層求められる場面も増えているように感じられます。

そのような背景があるからこそ、私たちの環境では、無理なフィーの上乗せを行うことがなく、ノイズの少ない落ち着いた体制の中で、クライアントにとって本質的に価値のある支援に集中することが可能です。所属するコンサルタントはピュアな人事・組織コンサルティングに集中できるため、専門性のさらなる向上にもつながる好循環が生まれています。

周川様
一般的なコンサルティングファームでは、「受注」と「プロジェクトの遂行」が主な評価軸となっています。これに対して、私たちはそれらに加えて、お客さまとのリレーション構築も重視しています。具体的には、受注前の段階で行う情報提供やディスカッションの件数もKPIとして評価されており、こうした取り組みが、信託銀行としての姿勢をコンサルティング業務にも浸透させている1つの証となっています。

田中
そうしたスタンスを支えているのが、信託銀行ならではの、専門性の高さでもあると感じますが。

柏﨑様
はい、他のコンサルティングファームでは、報酬(コンペンセーション)は人事・組織コンサルティングの中の一領域として扱われることもあるのですが、私たちはその逆といえます。報酬・年金のプロフェッショナルであるアクチュアリーのメンバーが多く在籍しており、その専門性をベースに人事制度や組織開発の領域までカバーしている。そこは他社ではあまり見ない人員構成ですね。

お客さまにとっても、“絵に描いた餅”のような制度設計ではなくて、実行可能であるリアルなアドバイスが受けられる。たとえば、制度変更にともなうリスクや財務的なインパクトも踏まえてご提案できるので、安心感を持っていただけると感じます。私はそういった報酬・年金のプロフェッショナルのメンバーを心から尊敬しています。

三菱UFJ信託銀行には、事業会社の人事経験を持つ者や、MBAを持つコンサルタントも多く在籍しています。理論と実践、そしてコンサルティングの考え方が高いレベルで実現されているチームのように感じています。

また、私は前職でも人的資本の情報開示やストーリー設計に関わってきましたが、ここに来て改めて感じているのは、「私たちは企業や投資家と正面から向き合っている」ということ。それができるのは、信託銀行としてこれまで長年にわたってお客さまとの信頼関係を積み上げてきたからだと思いますし、一朝一夕で築ける関係ではない大きな資産だと思いますね。また当社自身が機関投資家としての役割も担っており、人的資本経営という言葉も真に迫って議論できる実感があります。その意味でも「外野」ではなくど真ん中にいる「当事者」といえるかもしれません。

プロジェクト完了後も関係性は続く。信託銀行流の「ライフタイム・パートナーシップ」

田中
企業のために、人事組織コンサルに真正面から取り組みたいという方にとって、トータルリワード戦略コンサルティング部はまさにその想いを実現できる環境だということですね。

周川様
そうですね。私たちのスタイルは、腰を据えて、一社一社お客さまに誠実に向き合っていくことが基本にあります。それは、単なる人事領域での関係性にとどまらず、信託銀行として長年にわたり築いてきた信頼があるからこそ成り立つものです。

柏﨑様
ちなみに、「信頼」というのは、前述の通り、この人や会社に任せておけば安心だと思っていただけることです。ピーターラビット™が当社のイメージキャラクターになっているのも、実は“信託”という仕事の本質に重なる背景があるからなのです。

作者のビアトリクス・ポターは、「この美しい自然を未来に残したい」という想いから、自身の絵本の収入で湖水地方の土地を買い取り、ナショナルトラストに信託して守ったのです。私たちもその姿勢に共感し、ピーターラビット™をイメージキャラクターに迎えています。

そうした信頼の積み重ねがあるからこそ、たとえば先日、大阪で企業の人事責任者が集まる研究会が開かれた際に、「ぜひ講師をお願いしたい」とお声がけいただいたこともありました。名だたる企業のCHROや人事部長が一堂に会する場にお招きいただけたのは、会社としての信頼があってこそだと感じましたね。

日本を代表する、ある企業の経営者の方に、「100-1=0」という興味深い言葉を教えていただいたことがあります。1つでも信頼を損なう行為があると、それまで積み上げてきた信頼はなくなってしまうという意味だそうです。当社の社員は一人ひとりがその信頼を守り続ける重みを体現しているように感じます。

柏﨑様

田中
実際に、そうした企業の経営者や人事トップの方たちと対話する機会も多そうですね。

周川様
これは私個人としても非常に魅力だと感じているところですが、企業の経営者や人事責任者の方たちと直接接点を持てるというのは、この環境ならではです。実際にどんな課題に直面しているのか、生の声を聞ける機会というのはとても貴重です。ネットでいくら調べても得られない情報ですから。これは三菱UFJ信託銀行に入社してみて驚きましたし、刺激にもなっています。

田中
そうした信頼の土壌があるからこそ、働く側にも「じっくり腰を据えて取り組める」という安心感がありそうですね。

柏﨑様
まさにそうですね。たとえばよく「人がどんどん入って、すぐに出ていく」というような流動性の高い職場のことを“リボルビングドア(回転扉)”と言いますが、私たちの組織はそれとは真逆のスタンスです。

一人ひとりとじっくり向き合い、長く活躍していただくことを前提に、組織全体で支えていこうという文化があります。実際、私自身が入社して間もない頃は、「あれやります、これやります」とプロアクティブに動いていたのですが、先輩から「この仕事は長いスパンで取り組むものだから、まずはしっかり足場を固めていこう」と言われたのがとても印象に残っていますし、そういう育てる文化が組織に根付いていると感じました。

そうしたスタンスは採用プロセスにも表れていると思います。たとえば他のコンサルティングファームでは、Web面談を1〜2回でオファーが出るケースもあると聞きますが、私たちは対面での面接を重ねて、じっくり人柄や価値観を見極める。そうやって、「この職場で長く活躍できそうか」を互いに確かめる時間を大切にしているのです。

もちろん、外資系コンサルティングファームのようにスピード感を持って成長を目指す環境が合うフェーズもあるかもしれません。多少の負荷があっても、挑戦的な環境で自己成長を加速させたいという方にとっては、そうした選択が適している場合もあるでしょう。一方で、人生にはさまざまなステージや価値観があり、「高い専門性を活かしながら、長く、丁寧に働きたい」と考える方にとっては、私たちの環境が非常にフィットするのではないかと私は感じています。

周川様
たとえば「ここでキャリアの1ステップを踏んで、次に進もう」といった考え方とは少し異なるかもしれません。どこかで“箔”をつけて次のステージへ進むというよりも、この場所で腰を据えて、社会人としてのキャリアをじっくりと築いていきたい——そんな考えを持った方にこそ、フィットする職場だと思います。

制度設計から運用まで一貫サポート。完全カスタマイズ型の企業支援

田中
実際に、どのようなコンサルティングを行っているのでしょうか。

周川様
私たちの特徴は、いわゆる「パッケージ型」のソリューションを提供するのではなく、お客さまごとに完全オーダーメードの伴走型支援を行っている点です。人事領域の本質的な課題に向き合っています。

田中
プロジェクトはどのような流れで進んでいくのですか。

周川様
私たちのコンサルティングは、大きく4つのフェーズに分かれて進行します。たとえば基幹人事制度(等級・評価・報酬)を見直す場合、現状(AS IS)⇔目指すべき姿(TO BE)のギャップやお客さまの意思決定プロセス、組合との関係性なども見極めながら、プロジェクト開始から新制度スタートまでの期間を見立てて取り組みを開始します。

・フェーズ1:グランドデザイン構想
AS ISの課題整理からスタートし、TO BEの定義、人事制度全体の方針や方向性を策定します。

・フェーズ2:各制度の詳細設計
グランドデザインをもとに、等級制度・評価制度・報酬制度の詳細を詰めていきます。

・フェーズ3:制度の移行準備
制度の開始に向け、社内説明会の支援や管理職向けの研修を実施し、新しい制度の開始に向けた準備を整えます。

・フェーズ4:定着支援
他のコンサルティングファームではフェーズ2もしくはフェーズ3までのご支援で終わることもありますが、私たちは制度が現場にしっかり根付くまで伴走支援していきたいと考えております。

周川様

柏﨑様
個人的な印象ですが、外資系コンサルティングファームの場合、制度設計まででプロジェクトが終了となることがあると感じました。制度の移行準備や定着支援まで伴走できるのは、人事としての実務経験や、事業会社での管理職経験を有するコンサルタントが在籍していることも理由として挙げられるかもしれません。一貫してコンサルタントとしてのキャリアを積まれてきた方が実行支援に入られると、どうしてもクライアントの人事担当者の経験知の方が上回ってしまうようにも感じられます。

安定した環境で挑戦と成長を両立できる“いいとこ取り”の働き方

田中
現在、トータルリワード戦略コンサルティング部はどのような体制になっていますか。

周川様
当部は、プリンシパル、チーフコンサルタント、シニアコンサルタント、そしてコンサルタントで構成されています。比較的シニアなメンバーが多く在籍しています。

田中
現在、どのポジションの採用を強化されていますか。

周川様
シニアコンサルタント以上を想定しています。

三菱UFJ信託銀行の強みの1つは、営業担当が多くのお客さまと日常的に接点を持っている点にあります。ただし、営業担当者は人事分野の専門家ではないため、「お客さまの人事部長がこういったことで悩んでいる」といった抽象的な情報が起点になることも多く、そうした状況でコンサルタントが同行するケースが少なくありません。

この段階で期待されているのは、まだ課題が明確になっていないフェーズから、営業の場で有益な情報を提供したり、ディスカッションを通じて課題を整理したりといった「信頼関係づくり」です。そしてその信頼をもとに、提案・受注・プロジェクトの実行まで一気通貫で担っていただくようなポジションを想定しています。

田中
コンサルタントとしての経験が浅い、もしくは未経験の方についてはいかがでしょうか。

周川様
現時点では、完全な未経験の方を対象としたポテンシャル採用は行っておりません。
一方で、コンサルティング経験が浅くても、案件に同行しながら実務を通じてキャッチアップできる方であれば、OJTを中心にサポートできる体制はあります。ご自身で学びながら現場で力を発揮していける方には、十分にチャレンジいただける環境だと思います。

田中
働きやすさについてはいかがですか。

周川様
当社の労務管理は堅確に運営されており、実態にあわせた勤務管理を行っています。
そのため、プライベートとの両立はしやすい一方で、限られた時間の中でアウトプットをしっかり出す必要があります。効率的な働き方が求められる環境です。

また、いわゆる「UP or OUT」のような厳しい競争文化はなく、落ち着いて長く働き自身を成長させたい方にとっては、安心してキャリアを築ける職場だと思います。

一方で、入社後すぐに労政時報Webへの原稿執筆や、「トータルリワード戦略をどのような事業にしていくか」といった議論にも関与でき、三菱UFJ信託銀行として出版する本の執筆にも携わらせていただきました。

まるで成長企業にいるように、自分の意思を反映させながら新しいことに挑戦できる一方で、大手企業ならではの安定的な待遇も享受できる。個人的には、その“いいとこ取り”ができている実感がありますね。

柏﨑様
私は複数の外資系のコンサルティングファームやベンチャーファームからもオファーをいただいていましたが、最終的には三菱UFJ信託銀行を選びました。

私自身、職場選びの際に参考にしていたのが「ミックス・マトリクス(MICS)」というフレームです。これは、「金銭報酬」と「非金銭報酬」、「やる気の促進」と「安心感の醸成」を整理したフレームです。「金銭的な動機づけ(Motivated)」と「非金銭的な動機づけ(Inspired)」、「非金銭的な安心感(Comfortable)」と「金銭的な安心感(Secure)」の4つの要素から職場を捉えるという考え方です。

MICS
多くの人が年収など“金銭的な動機づけ(Motivated)”に注目しがちですが、私はそれだけではなく、チームの関係性や社会へのインパクトといった“非金銭的な報酬”も重視していました。実際に、これまで地方創生などの社会貢献活動にもライフワークとして取り組んできた経緯があります。そうした背景から、組織に属しながら長期的に社会に価値を提供できるこの環境は、今の自分に非常に合っていると感じています。また、年収額といった単年度の「点」だけでなく、企業年金の積み立ても含めた生涯年収という「面」で捉えたときに、とても魅力に感じました。これは、私にとって「金銭的な安心感(Secure)」の魅力を強く感じた、と言い換えることもできます。

「信用・信頼」を体現する三菱UFJ信託銀行、そしてMUFG全体に貢献したいという強いエンゲージメントを日々感じながら仕事に取り組んでいます。

柏﨑様

周川淳平 様 三菱UFJ信託銀行株式会社

事業会社にて人事部門および経営管理部門で豊富な経験を積んだ後、コンサルタントとしてのキャリアをスタート。人事領域を専門とし、過去9年間で約50社の人事制度改定プロジェクトに従事。制度の設計から移行、運用支援まで一貫してサポートしてきた。
現職では、中堅企業から大企業向けに人事制度と退職給付制度を融合させたコンサルティングを提供。人事戦略の立案や人的資本経営の推進といった個別テーマにも積極的に取り組んでいる。

柏﨑亮太 様 三菱UFJ信託銀行株式会社

外資人事組織コンサルティングファームや日系事業会社のコンサルティング組織立ち上げを複数経験し現職。人事・人材組織開発領域のコンサルティングやHRBP(人事ビジネスパートナー)としての実務など幅広い経験を有している。現職では、チーフコンサルタントとしてコンサルティング案件の提案・獲得・遂行に取り組むとともに、自組織のコンサルタントのスキルマップ整備やナレッジシェアリングの仕組みづくりにも関わっている。

三菱UFJ信託銀行株式会社

三菱UFJ信託銀行は「人をつなぐ。未来をつなぐ。」をコーポレートメッセージとして掲げ、社会やお客さま一人ひとりの大切な想いや財産を、信託機能などを活用し信託というスキームを次世代につなぐべくキャリア採用を強化しています。世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループの一翼を担う企業として、新しい信託銀行ビジネスの創造にチャレンジしています。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェント。戦略コンサルやITコンサル。コンサルタントになりたい人や卒業したい人。多数サポートしてきました。信念は、”生涯のキャリアパートナー”。転職のその次まで見据えたキャリアプランをご提案します。

三菱UFJ信託銀行株式会社の求人情報

募集職種

人事コンサルタント(プロジェクトリーダー)

職務内容

<業務概要>
・トータルリワード戦略コンサルティング部では、人材を「資本」として捉えその価値を最大限に引き出し中長期的な企業価値向上につなげる経営が求められる中、経営戦略と人事戦略を紐づけ、戦略に則した人事に係るKPIの設定や人事制度の設計、従業員エンゲージメント測定や人的資本開示に至るまで幅広い人事コンサルティングを行っており、これらをプロジェクトリーダーとしてご担当いただきます。
・信託銀行の主要な業務である企業年金、資産形成、株式報酬、ワークプレイス等、人事関連のソリューションラインナップが豊富で実務にも精通しており、人事関連ビジネスに関する新サービスの企画にも参画する等、人事コンサルタントとしての高いビジネススキルを身に着けることが可能です。
・MUFGの強固な顧客基盤の下、企業とリレーションの深い営業担当者が多数在籍しており、営業に割く時間が少なくコンサルティング業務に特化できる環境にあり、企業財務にも精通した人材が豊富でコンサルタントとしての更なるキャリアアップが期待できます。
・人的資本経営を最優先課題の一つとしており、従業員エンゲージメントを重視した風通しの良い社風で、将来のキャリアの選択肢の豊富さ、丸の内本社での勤務・サテライトオフィスも完備、出社/在宅/時差勤務等柔軟な働き方が可能であることに加え、昨今は賃上げを定期的に実施するなど自社のトータルリワードの観点においても十分な処遇を提供しております。
企業の人事部との接点を多く持つ営業部署からの案件紹介を受け、業務遂行していただきます。通常のコンサルファームと比較し、営業活動の時間が少なく、コンサルに従事いただく形となります。同じ部に所属する退職給付コンサルタント等とも一体となって取り組みます。
・HRテックとの協業も進めており、トータルリワードの視点で人事に関するソリューションも幅広く提供し、一人ひとりが輝く未来の創造に向けて業務拡大を進めています。

【案件】
企業年金取引先の人事部との接点を多く持つ営業部署からの案件紹介を受け、業務遂行していただきます。通常のコンサルファームと比較し、営業活動の時間が少なく、コンサルに従事いただく形となります。同じ部に所属する退職給付コンサルタント等とも一体となって取り組みます。

【方向性】
HRテックとの協業も進めており、トータルリワードの視点で人事に関するソリューションも幅広く提供し、一人ひとりが輝く未来の創造に向けて業務拡大を進めています。

【弊社コンサルティング業務の特徴】
●人事制度・退職給付制度のシームレスな対応 ⇒ 同じ部署に所属する人事・年金コンサルタントが一体となって人事制度と退職給付制度を総合的に対応します
●オーダーメイドの制度設計 ⇒ 各種方法論・手法を参考にしながらも、お客さまと検討・議論することで制度を作り上げます
●運用・実務を考慮した検討・サポート ⇒ コンセプト・設計面だけでなく、運用や実務を考慮して対応いたします

応募要件

【求める経験・スキル】
・対象学歴 大学卒・大学院卒
・応募要件
①大手企業、上場企業に対する人事制度(等級、報酬、評価)設計に係るコンサルティング業務の経験者(5年以上)、コンサルティングファームにおいてプロジェクトリーダーを経験された方、人材育成や従業員エンゲージメントサーベイの知見のある方
②プロジェクトリーダー(PL)として、案件の主担当をご担当いただきながら、プロジェクトメンバー層を副担当として育成も兼ねながら従事していただきます
③マネジメントだけでなく、自ら資料作成も行っていただきます

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