パーソルクロステクノロジー株式会社 コンサルティング本部インタビュー/「大企業の安定×急成長中組織の裁量」が生む挑戦と組織づくりの面白さ

パーソルクロステクノロジー株式会社のコンサルティング本部は、2023年の立ち上げから約2年で70名規模へと成長を遂げています。コンサルティングファーム出身者、SIer・ITサービス業出身者、事業会社出身者で構成される異色のプロフェッショナル集団が、パーソルグループという大企業の安定基盤を持ちながら、組織発足3年目の成長フェーズならではのスピード感と裁量で新サービスの立ち上げや組織開発に挑んでいます。
今回は、コンサルティング本部の立ち上げ責任者である小寺拓也様と、組織運営を担う松田卓様に、立ち上げの裏側から組織の魅力、求める人材像まで詳しく伺いました。
Index
「上流から企業変革を支えたい」エンジニアからコンサルタントへ
高嶋
まずは、お二人のこれまでのキャリアについてお聞かせください。
小寺様
私は新卒で大手SIerに入社し、ITエンジニアとしてキャリアをスタートしました。その後、海外企業のM&AやPMIといった業務を経験する中で、もともと関心のあった「テクノロジーとビジネスの両方に携わりたい」という思いが強くなり、外資系コンサルティングファームへ転職しました。そこでは戦略ユニットに所属し、事業戦略の策定支援や新規事業の立ち上げ、DX構想の策定といったテーマに取り組みました。
その後、別の外資系コンサルティングファームを経て、戦略コンサルティングとAI事業を展開するスタートアップ企業に創業メンバーとして参画しました。そして2023年4月、パーソルクロステクノロジーのコンサルティング本部立ち上げ責任者として着任し、現在に至ります。

松田様
2008年に新卒でシンクタンクに入社し、SEとして開発業務を担当していました。開発を通じてお客さまの課題に向き合う中で、より上流の工程から関わりたいと強く思うようになり、コンサルティングファームへ転職しました。
2社のファームではトータルで約18年間、主に製造業や商社のお客さまを対象とした業務改革や基幹システムの構築など、ビジネストランスフォーメーション案件に携わってきました。上流の計画フェーズからシステム導入、運用保守までを一貫して支援する中で、プロジェクトマネージャーとして約9年間、システム構築案件を中心にリードしてきました。
そして2024年にパーソルクロステクノロジーへ入社し、現在はマネジメントコンサルティング部の部長として、本部運営と共に複数案件の責任者としてプロジェクト支援を行っています。
高嶋
パーソルクロステクノロジーへ転職を決めた理由は何でしたか。
松田様
大きく2つの理由があります。1つは、コンサルティング本部が当時立ち上げフェーズにある組織であり、自分自身が事業の成長や方向性の決定に関われることに、新しい挑戦として大きな魅力を感じたからです。
もう1つは、パーソルクロステクノロジーに在籍する多くのエンジニアが、従来の技術派遣にとどまらず、より上流工程のコンサルティング支援へと領域を広げる取り組みを進めていたことです。もちろん、私たちコンサルティング本部として自らの価値を高めていくことも重要ですが、それに加えて、エンジニア一人ひとりがより高い付加価値を発揮できる組織へと進化させていく。その変革をリードする役割としてのコンサルティング本部に、強い社会的意義を感じ、現職に就くことを決めました。

「知名度がない」状態からのAI案件獲得。泥臭く信頼を積み上げた立ち上げリアル
高嶋
現職での主なご担当業務と、立ち上げ期ならではの苦労・乗り越え方について教えていただけますか。
小寺様
私はコンサルティング事業の立ち上げから関わり、最初はコンサルティング本部の事業戦略や事業計画の策定から着手しました。その後、人材採用や案件獲得、人事制度の策定、組織マネジメントの仕組みづくりなど、立ち上げに必要な幅広い業務に携わってきました。
特に苦労したのは、新しいサービスを立ち上げた当時は社外でのコンサルティング事業の知名度が低く、人材採用や案件獲得に苦戦したことです。直近ではAIチームの立ち上げを担当しましたが、当初は人材も案件もなかなか集まらず、AIの領域には多くの企業が参入している中で、後発の立場から信頼を得るのに苦労しました。そこで、まずは初期投資としてAI領域のサービス開発やAI人材の育成を積極的に行い、小さな案件から実績を積み上げ、少しずつ案件を拡大していきました。
また、パーソルグループ全体でAI領域への投資が進んでいたこともあり、グループ内でAI案件の実績を積み重ね、そこで得た知見やケイパビリティを生かして外部の案件獲得につなげていきました。そうした積み重ねによって、AI事業を徐々に拡大していくことができました。
高嶋
松田さんはいかがでしょうか。
松田様
私はコンサルティング本部の組織運営における仕組みづくりや、複数案件のマネジメント、提案活動を中心に業務を行っていますが、特に苦労したのは、私が入社した当時はコンサルティング本部自体がまだ立ち上がったばかりの組織だったことです。そのため、社内の他部署から見ると「どんなことができるのか」「どんな人材がいるのか」といった認知が十分に浸透しておらず、なかなか連携がスムーズに進まないことがありました。
そこで、他部署の考え方やカルチャーを理解することから始め、コミュニケーションの取り方も含めて丁寧に関係づくりを進めていきました。そうした取り組みを重ねる中で、少しずつ信頼関係が生まれ、現在ではさまざまな案件で他部署から相談される機会も増え、互いに連携しながらお客さまへの価値提供ができるようになってきました。
「1万人超のエンジニア」とのワンチーム。運用まで見据えた設計がポイント
高嶋
あらためて、パーソルクロステクノロジーにおけるコンサルティング本部の役割やミッションについて教えてください。
小寺様
当社には、1万人超のITエンジニアとものづくりエンジニアが在籍し、テクノロジーを活用してサービスを展開することで、さまざまな業界のお客さまの課題解決に取り組んでいます。その中でコンサルティング本部は、「テクノロジーとビジネスの双方を理解し、お客さまの課題を上流から解決する」ことをミッションとしています。具体的には、DX構想策定やIT構想策定、PMOなど、上流工程からお客さまに入り込み、実行まで伴走しながら課題解決を進めています。
また、ソリューションビジネスの推進やエンジニア活用も重要なミッションのひとつです。IT事業全体のシナジーを生み出すとともに、新たなITサービスの開発・展開にも取り組んでいます。
高嶋
コンサルティング本部は、どのくらいの規模の組織なのでしょうか。
小寺様
コンサルティング本部には現在、約70名※のコンサルタントが在籍しており、組織は大きく2つの部門に分かれています。
・マネジメントコンサルティング部:DX戦略立案、業務改革、PMO支援等を担当
・DXコンサルティング部:製造・物流DXやテクノロジーコンサルティングを担当
もちろん、両部門が連携し、組織を横断したプロジェクトにも多数取り組んでいます。
※2026年1月時点
高嶋
コンサルティング本部としての特長や強み、得意領域についてもお聞かせください。
小寺様
コンサルティング本部の最大の特長は、1万人超のIT・機械・電気など幅広い領域のエンジニアと“高い専門性と組織力で挑むワンチーム”でお客さまの課題を解決できる点にあります。現場を深く理解したエンジニアと密に連携することで、戦略立案にとどまらず、技術的な実現性や運用の安定性までを最初から設計に組み込み、実行性の高いサービスを提供しています。
また、パーソルグループ全体でも多様なコンサルティング案件を手がけており、最先端のAIテクノロジーを活用したPoC(概念実証)の実行支援など、グループのスケールを生かした新たな挑戦ができる点も大きな強みです。
さらに、グループ内で培った知見を生かし、社外のお客さまへのソリューション展開にもつなげています。こうした取り組みは、未経験者の育成の場としても機能しており、学びと実践を両立できる環境が整っていることも私たちの特長の1つだと考えています。

DX・AIの引き合い急増に伴い、組織強化が急務
高嶋
続いて、市場環境の変化について伺います。今後ニーズが高まる領域や、現在特に注力されているテーマはどのようなものでしょうか。
松田様
現在のマーケットは、従来のように戦略立案を支援するだけでなく、DXやAIを活用してビジネス変革を実現し、成果創出までを伴走型で支援する案件が増えていると感じています。
当社でも、AIを活用して事業成長に直結するビジネスモデル変革や、デジタルツインを活用した抜本的なオペレーション改善など、テクノロジーを起点とした変革プロジェクトのご相談を多くいただいています。今後もこうしたテクノロジーを活用したビジネス変革の需要は、ますます高まっていくのではないかと考えています。
高嶋
そのような環境の中で、コンサルティング本部としてどのような役割を担い、どのような価値を発揮していきたいとお考えでしょうか。
松田様
DXやAIを推進していく上では、ITエンジニアとの協業が欠かせません。私たちコンサルティング本部では、そうしたプロジェクトのけん引役として、単に戦略を描くだけでなく、戦略の実行や現場の改革までお客さまに伴走しながら実現していく役割を担っていきたいと考えています。
高嶋
一方で、組織としてはどのような課題があると感じていますか。
松田様
現状の課題としては、やはり組織力の強化です。現在、AI活用やDX戦略に関するコンサルティングの引き合いを数多くいただいていますが、業界知見やテクノロジーに関する深い専門性を持ち、提案から実行まで一貫して担えるコンサルタントはまだまだ不足していると感じています。
今後も積極的に採用活動を進め、ビジネスとテクノロジーの両面に深い知見を持つ人材を迎え入れ、組織力強化を図りたいと考えています。同時に、既存のメンバーのスキルアップにも注力し、より質の高いサービスを提供できる組織を目指しています。それが結果的に、チーム全体の競争力向上につながるのではないかと考えています。
高嶋
組織としての挑戦が続く中で、この環境だからこそ得られるやりがいや面白さについても教えてください。
松田様
パーソルグループという大規模な基盤を持ちながら、急成長している組織としてスピード感と裁量を持って挑戦できる点に大きなやりがいを感じています。事業拡大の過程で、新しいサービスの開発や組織づくりに直接関われるのは非常に刺激的です。また、くり返しになりますが、エンジニアと連携しながら戦略だけでなく実際の成果創出まで伴走できるのも、この組織ならではの魅力だと感じます。

外資コンサル、SIer、事業会社…多彩なプロフェッショナル集団
高嶋
ここからは、組織の雰囲気について伺います。まず、コンサルティング本部のメンバー構成から教えてください。
小寺様
コンサルティングファーム出身が4割、ITサービス業・SIer出身が5割、残りの1割が事業会社出身という構成です。その中でも、外資系・国内大手コンサルティングファーム出身者をはじめ、大手SIer、スタートアップでCTO経験を持つ方、さらには事業会社のDX推進本部出身者など、幅広いキャリアの方々が集まっています。
高嶋
そのような多様なバックグラウンドの中で、特に活躍しているのはどのような方でしょうか。
小寺様
私たちはまだ発展途上の組織です。新しいお客さまの獲得や新規サービスの立ち上げなど、前例のない取り組みが多くあります。そうした環境の中で、自ら積極的に行動し新しいことにチャレンジできる方が特に活躍しています。
また、私たちの組織では、「お客さまの課題をテクノロジーでどう解決し、ビジネス変革を起こすか」を常に考えています。テクノロジーとビジネス双方を深く理解し、それらを掛け合わせて価値を生み出すことに面白さを感じられる方が、より成長できる環境だと思います。
高嶋
実際に、どのような方に入社していただきたいとお考えですか。スキル面とパーソナル面の両方からお聞かせください。
松田様
スキル面では、DX戦略立案、業務改革支援、AIに関する深い知見をお持ちの方、そしてシステム導入におけるプロジェクトマネジメント経験をお持ちの方です。
パーソナル面では、企業や社会課題を本気で解決したいという強い想いを持ち、そのために自ら考え、実行に移せる方です。特にマネージャー以上の方には、サービス開発や組織運営といった領域にも積極的に関わっていただきたいと思っています。いわゆる管理がメインではなく、自ら手を動かしながらチームを導ける方が理想です。
高嶋
続いて、組織の雰囲気についても教えてください。実際にはたらく中で感じるカルチャーやエピソードがあれば伺いたいです。
松田様
パーソルグループの「人を大切にする」文化と、コンサルタントとしてのプロフェッショナル意識を併せ持つ組織です。社員一人ひとりの考え方やライフステージに合わせて、多様なはたらき方を尊重できる体制を整備しています。そして、困りごとがあれば気軽に相談できる環境があります。
同時に、コンサルタントとしてお客さまに提供する価値を最大化するというプロ意識も根付いています。最近では、マネージャー以上が講師となり、知見や経験を共有する勉強会を定期的に開催しています。直近では、AIに関する勉強会を実施し、多くのメンバーが自主的に参加しました。こうした成長を支援する風土があるのも当社の特長だと思います。
高嶋
ワークライフバランスの観点では、どのような環境でしょうか。
松田様
先ほどお話しした通り「人を大切にする文化」が根付いており、ワークライフバランスは高い水準で維持されています。平均残業時間は月20時間以下で、長時間労働が発生しないようマネージャー層が労務管理を徹底しています。
また、リモートワークも定着しており、小さなお子さんがいるメンバーや地方在住者も多く活躍しています。リモートワークとフレックスタイムを活用し、柔軟ではたらきやすい環境を整えています。
設立3年目の今、ビジネスと組織の両方を「つくる」側に回るから面白い
高嶋
最後に、急成長中の組織として設立3年目の今だからこそ挑戦できることや、この組織ではたらく面白さについて、求職者の方へメッセージをお願いします。
小寺様
コンサルティング本部は、設立から3年目を迎え、まさに事業拡大フェーズの真っただ中です。これからも新しいサービスの立ち上げや事業拡大を積極的に進めていきます。
パーソルグループという大企業の安定した基盤を持ちながら、急成長中組織ならではのスピード感とチャレンジ精神を併せ持っているのが私たちの特長です。新しい領域への投資や挑戦が活発で、自分のアイデアがそのまま新しいサービスやソリューションにつながり、お客様のビジネス、さらには社会の仕組みそのものを変える可能性があります。
自分の可能性を広げたい方、実行力のあるコンサルティングに挑戦したい方、オーナーシップを持ってサービス立ち上げや組織づくりに関わりたい方にとって、最適な環境だと思いますね。「はたらいて、笑おう。」というパーソルのカルチャーを共に体現し、未来をつくる仲間をお待ちしています。
松田様
当本部は、テクノロジーで変革を支援する“現場志向”のコンサルティングを大切にしています。単に戦略を描くだけでなく、実行フェーズまで伴走しながら、成果を出すことを重視しています。
設立3年目の組織だからこそ、新しい挑戦に関われるチャンスが豊富にあります。経験やスキルももちろん大切ですが、それ以上に「一緒に成長していきたい」という思いを重視しています。
変革を前向きに楽しめる方、自ら考え行動できる方には、必ずチャンスが巡ってきます。パーソルグループの安定した基盤のもと、ベンチャー的なスピード感で挑戦できることが私たちの魅力です。一人ひとりがキャリアを主体的に描き、チームで新しい価値を生み出していける。そんな仲間と出会えることを心から楽しみにしています。

大手SIerでITエンジニアとしてキャリア開始後、海外M&A・PMIを経験し、外資系コンサルティングファームで新規事業・事業戦略・DX構想策定支援等に従事。その後、戦略コンサルティングとAI事業を展開するスタートアップ企業に創業メンバーとして参画。2023年よりパーソルクロステクノロジーのコンサルティング本部立ち上げ責任者として着任し、現在はコンサルティング本部の本部長として組織運営と事業拡大を担っている。

新卒でシンクタンクにてSEとして基幹システム開発に従事。外資系コンサル2社を経て、製造業・商社向けの業務改革や基幹システム構築などBT案件を構想から導入・運用まで一気通貫で推進。約16年在籍のうち9年はPMとして多数プロジェクトをマネジメント。2024年にパーソルクロステクノロジー入社、現在はマネジメントコンサルティング部長として部運営と複数プロジェクトの責任者を務める。

パーソルクロステクノロジー株式会社では、自動車・航空宇宙・産業機械・家電・ロボットといったものづくり領域、コンサルティングから設計・開発まで横断的なソリューションを提供するIT領域、そして診断、運用、IoTを含むセキュリティ領域などにおいて、専門的な技術を持ったエンジニアが、あらゆる業界でお客さまの技術支援をしています。私たちは、「尖った技術」の力で人と組織のはたらき方に変革を起こすことで社会課題を解決してまいります。

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パーソルクロステクノロジー株式会社の求人情報
| 募集職種 | コンサルタント(Mgr以上) |
|---|---|
| 職務内容 | PERSOL Cross Technologyにおけるコンサルティング部門の立上メンバーを募集しています。 コンサルティング本部は社内の多様なアセットを組み合わせ、DX・IT戦略立案をするめに設立した専門組織です。 ■マネジメントコンサルティング ■DXコンサルティング |
| 応募要件 | 【以下いずれかの経験がある方】 |


