IPO Monthly Report(2025年3月)

日米ともに景気悪化リスクが高まり、緊縮財政政策と物価上昇率の高止まりが影響。米国のS&P500指数は調整局面を迎え、特に半導体・情報テクノロジーセクターが下落。日本市場では金利上昇や関税政策、半導体規制への警戒感が強まり、株価は軟調に推移。
・金価格が史上最高値を更新
リスクオフの影響を受け、安全資産として金関連ETFへの資金流入が急増し、金価格は史上最高値を更新。経済不安定な状況下で金の需要が高まる。
・IPO社数は前年並みの12社
2025年3月のIPO社数は12社で前年比3社減だが、ほぼ同数となり、緊縮的な市場環境にもかかわらず、新規上場企業は一定の活動を維持。
KPMGコンサルティング ニュースリリース