KPMGコンサルティング、「サイバーセキュリティサーベイ2025」を発表

過去1年間で発生したサイバーインシデントの被害額が1,000万円以上となった企業が44.0%に達し、被害内容も拡大。特にランサムウェアやフィッシング攻撃が増加しており、生成AIを活用したビジネスメール詐欺も顕著になっている。
・サイバーセキュリティ管理態勢に課題
サイバーセキュリティ人材が不足しているとの回答が75.5%に達し、多くの企業で人材不足が続く。重要情報の適切な管理ができていない企業が69.6%を占め、情報管理の難しさが浮き彫りになった。
・新たなセキュリティ対策の必要性
子会社や委託先のサイバーセキュリティ管理が不十分な企業が多く、OTセキュリティや製品セキュリティの成熟度が低い企業も目立つ。AIリスク管理に関する整備が進んでおり、AIセキュリティの重要性が高まっている。
KPMGコンサルティング ニュースリリース