岐阜県飛騨市における地方越境型ワーケーションが意識・行動・価値観に与える影響の実証実験を実施

岐阜県飛騨市における地方越境型ワーケーションが意識・行動・価値観に与える影響の実証実験を実施
NTTデータ経営研究所は、株式会社Edoとともに、同社が採択された2024年度の観光庁事業「子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業」の実証実験を実施した。結果、3泊以上の地方越境型ワーケーションにより参加者の意識と行動がポジティブに変化し、また、その継続する可能性が示された。

<実施企業>
① トヨタ自動車株式会社及びグループ企業
② 株式会社エヌアイデイ及びグループ企業
③ 丸井グループ株式会社及びグループ企業
④ 株式会社イトーキ(イトーキ労働組合)

<実証事業(実証実験を含む事業全体)で得られた主な成果、考察>
実証実験の結果、地方越境型ワーケーションによる心理状態や価値観の変化は、3泊以上の中期滞在でのみ確認され、1泊2日では効果が得られなかった。
飛騨市では、住民や自然との交流を通じて「自分たちの常識が通用しない」体験が気づきを生み、心理的変化につながったと考えられる。
過去の沖縄・和歌山での実証でも2泊3日以上で効果が認められ、本結果を支持している。
ただし、今回のような価値観(バイアス)の変化は過去事例では見られず、場所や内容によって効果が異なることが示唆される。
地域の特色を活かした地方越境型ワーケーションは、他地域企業の関係人口創出に貢献し得ると考えられる。

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